ランタイム ウィンドウの後ろに隠れているオブジェクトの右クリック actionを自動化する

自動化しようとするオブジェクトが bot ランタイム ウィンドウの後ろに表示されてしまう場合があります。このような場合はactionを実行すると、ウィンドウが最小化され、再びアクティブになり、オブジェクトを正常に自動化することができます。

ブラウザ ウィンドウ上で右クリック actionをすると、コンテキスト メニューが開きます。メニューのオプションをクリックしようとすると、表示が消えます。右クリック actionを行うと、アクティブなブラウザ ウィンドウがランタイム ウィンドウに変わるからです。その結果、コンテキスト メニューが閉じられ、bot は失敗します。このようなシナリオを自動化するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. ウィンドウ変数を作成します。
  2. [名前] フィールドに「RuntimeWindow」と入力します。
  3. ウィンドウを選択し、[ウィンドウ タイトル] フィールドで Bot running* を入力して更新内容を保存します。
  4. [アクション] ウィンドウで、[ウィンドウ] > [最小化] actionをダブルクリックまたはドラッグします。
  5. [ウィンドウ] フィールドで RuntimeWindow 変数を選択します。
  6. [記録を開始] をクリックします。
  7. [レコーダー] ウィンドウで、特定のブラウザ ウィンドウを選択します。
  8. [ウィンドウ] フィールドで、特定のブラウザ ウィンドウを選択します。
  9. 特定のブラウザ ページで [右クリック] actionを実行します。
  10. コンテキスト メニューで任意のオプションを選択します。
  11. [アクション] ウィンドウで、[ウィンドウ] > [復元] actionをダブルクリックまたはドラッグします。
  12. [ウィンドウ] フィールドで RuntimeWindow 変数を選択します。
  13. bot を保存して実行します。