ランタイム ウィンドウの後ろに隠れているオブジェクトの右クリック アクションを自動化する

自動化しようとするオブジェクトが Bot ランタイム ウィンドウの後ろに表示されてしまう場合があります。 このような場合はアクションを実行すると、ウィンドウが最小化され、再びアクティブになり、オブジェクトを正常に自動化することができます。

ブラウザ ウィンドウ上で右クリック アクションをすると、コンテキスト メニューが開きます。 メニューのオプションをクリックしようとすると、表示が消えます。右クリック アクションを行うと、アクティブなブラウザ ウィンドウがランタイム ウィンドウに変わるからです。 その結果、コンテキスト メニューが閉じられ、Bot は失敗します。 このようなシナリオを自動化するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. ウィンドウ変数を作成します。
    1. 名前 フィールドに「RuntimeWindow」と入力します。
    2. デフォルト値 フィールドから特定のアプリケーションを選択してください。
    3. ウィンドウ タイトル フィールドに、「Bot running*」と入力します。

      ウィンドウ変数を作成します

    4. 作成 をクリックして更新を保存します。

      更新を保存した後、変数の デフォルト値ウィンドウタイトル と同じ名前を表示します。

      デフォルト値はウィンドウタイトルと同じ名前を表示します

  2. Botの実行ウィンドウを最小化します。
    1. アクション ウィンドウで、[ウィンドウ] > [最小化] アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
    2. ウィンドウ フィールドで RuntimeWindow 変数を選択します。

      Bot 実行ウィンドウを最小化します

  3. 右クリックを自動化する アクション
    1. 初級記録を開始 をクリックします。
    2. レコーダー ウィンドウで、特定のアプリケーションを選択します。
    3. 特定のアプリケーションで 右クリック アクションを実行します。 例えば、Notepad。

      メモ帳で右クリックアクションを実行

    4. コンテキスト メニューから任意のオプションを選択します。
  4. Botの実行ウィンドウを復元します。
    1. アクション ウィンドウで、ウィンドウ > 復元 アクションをダブルクリックまたはドラッグします。
    2. ウィンドウ フィールドで RuntimeWindow 変数を選択します。

      Bot 実行ウィンドウを復元します