Enterprise A2019 (Build 1598 および 1610) リリース ノート

これらのリリース ノートでは、Enterprise A2019 (Build 1598 および 1610) の新機能、変更された機能、修正された機能、セキュリティ上の修正、廃止予定の機能、既知の制限事項について説明します。

このリリースと互換性のある Bot エージェント バージョンを確認するには、「」を参照してください。

Enterprise A2019 Build 1598 および 1610

Build 1598 には次のための更新が含まれています。
  • Enterprise Community Edition
  • Bot Insight
  • IQ Bot
Build 1610 には次のための更新が含まれています。
  • オンプレミス
  • Bot Insight
  • IQ Bot

Build 1598 および 1610 の新機能

機能 説明
オンプレミス のプレ移行ユーティリティ

Automation Anywhere プレ移行ユーティリティは、Enterprise A2019 への移行時に 11.x Bots を評価します。

プレ移行ユーティリティを実行し、既存の 11.x Bot が Enterprise A2019 に移行できるかどうか確認します。ユーティリティによって作成された概要レポートを使用して、Bot が移行できるかどうかを特定し、移行の開始を決断します。

注: これはプレ移行ユーティリティの初期バージョンです。今後のリリースには、ほとんどの Bot の移行に役立つ、ユーティリティのアップデートを含めることを予定しています。
オンプレミス Windows インストーラー Enterprise A2019 オンプレミス Windows インストーラーは Azure 用に認定されています。
Azure Cloud の Bot Creator および Bot Runner ユーザーは、Azure Cloud のデバイスで Bots を作成して実行できます。
アクションのローカリゼーション ラベル、ボタン、ツールチップはサポートする言語セットにローカライズされています。
更新されたアクション パッケージ
  • API 呼び出しをより良くトラブルシュートする追加の REST Web サービス エラー コード
  • ファイルを暗号化および解読する PGP パッケージ
  • SAP アクションの改善
Control Room から SAML ベースによる SSO 認証済み Control Room への切り替え Enterprise A2019 は SAML ID プロバイダー (IDP) と統合します。インストール後に管理者は、Control Room を SAML ベースによる SSO 認証の Control Room へと切り替えることができます。
E メール メッセージを別のフォルダーに移行 ユーザーは、メッセージの Move コマンドでフィルタが一致する E メールを別のフォルダーに移行できます。

サポートされているパッケージ

パッケージ バージョン
ノード マネージャー 1.0.2110
アプリケーション 2.0.0-20191128-060339
Boolean 2.0.0-20191128-060340
ブラウザ 2.0.0-20191128-060342
クリップボード 2.0.0-20191128-060350
コメント 2.0.0-20191128-060351
CSV/TXT 2.0.0-20191128-060352
データベース 2.0.0-20191128-060354
データ テーブル 2.0.0-20191128-060707
日付時刻 2.0.0-20191128-060358
遅延 2.1.0-20191128-060359
ディクショナリ 2.0.0-20191128-060400
DLL 2.0.0-20191128-060648
E メール 2.0.0-20191205-100336
エラー ハンドラー 2.0.0-20191128-060404
Excel 2.0.0-20191128-060547
Excel_MS 2.0.0-20191128-060434
ファイル 2.0.0-20191128-060407
フォルダー 2.0.0-20191128-060409
FTP/SFTP 2.0.0-20191128-060412
If/Else 2.0.0-20191128-060414
IR 2.0.0-20191121-100240
IQ Bot 2.0.0-20191031-150538
JavaScript 2.0.0-20191128-060423
キーボード操作 2.0.0-20191128-060426
リスト 2.0.0-20191128-060427
LogToFile 2.0.0-20191128-060428
ループ 2.0.0-20191128-060429
MessageBox 2.0.0-20191128-060429
マウス 2.0.0-20191128-060430
数字 2.0.0-20191128-060437
OCR 2.1.0-20191121-100301
PDF 2.1.0-20191128-060540
PGP 2.1.0-20191129-100500
Ping 2.0.0-20191128-060544
PlaySound 2.0.0-20191128-060545
プロンプト 2.0.0-20191128-150505
Python 2.0.0-20191128-060553
レコーダー 1.0.45-20190904-210340
Rest 2.0.0-20191128-060646
SAP 2.1.0-20191128.003143-259
スクリーン 2.0.0-20191121-100518
SNMP 2.0.0-20191128-060656
文字列 2.0.0-20191128-060704
システム 2.0.0-20191128-150557
ターミナル エミュレータ 2.0.0-20191128-060711
VBScript 2.0.0-20191121-110553
待機 2.0.0-20191128-060716
ウィンドウ 2.0.0-20191128-060718
XML 2.0.0-20191017-030831

修正された機能

このリリースで修正された機能は、以前のリリースから変更されていません。これらの機能のリストは、「Enterprise A2019 (Build 1082 および 1089) リリース ノート」をご覧ください。

セキュリティ上の修正

このリリースのセキュリティ上の修正は、以前のリリースから変更されていません。これらのセキュリティ上の修正リストは、「Enterprise A2019 (Build 1082 および 1089) リリース ノート」をご覧ください。

廃止予定の機能

このリリースで廃止予定の機能は、以前のリリースから変更されていません。これらの廃止予定の機能のリストは、「Enterprise A2019 (Build 1082 および 1089) リリース ノート」をご覧ください。

Build 1598 および 1610 の既知の制限事項

  • Automation Anywhere クラウドIQ Bot はサポートされていないので、ユーザーは Cloud Control Room を使用して IQ Bot インスタンスを登録できません。
  • デバイス上で Bot がデプロイされている場合、そのデバイスには、最初の Bot がデプロイされたタスクを完了するまで他の Bot をデプロイすることはできません。
  • Windows 10 デスクトップを搭載した仮想マシンで Unattended Bot Runner を使用して Bot をデプロイする場合、ユーザーはデバイスへのリモート アクセスを有効にする必要があります ([コントロール パネル] > [システム プロパティ] > [リモート アクセスを有効にする])。
  • ロックされたデバイスで Bot Runner を使用して Bot をデプロイすると、そのデバイスはロック解除された状態になります。
  • Bot Creator は、Control Room 管理者によって割り当てられているとおりにデバイスを表示できません。このリリースでは、基本ロールの変更により、[すべてのデバイスの表示と管理] 権限が削除されました。そのため、Control Room 管理者がこの権限を明示的に付与しない限り、Bot Creator は、Control Room の他のデバイスを見ることができなくなります。Bot 作成者 は、自分のデバイスを直接登録することができますが、Control Room で他のデバイスを見ることはできません。
  • ウィザードを使用して非公開ワークスペースから Bots をデプロイできません。Bot 作成者 はエディターから Bots をデプロイすることができます。
  • ユーザーが Control Room 認証用に Active Directory を設定している場合、SAML または Control Room データベースへの変更はサポートされていません。
  • デバイス プール管理者は、自動化をスケジュール設定してプールに割り当てた場合、デバイス プールを削除できます。
  • SMTP を使用しないユーザーでも、Bots やパッケージをインポートできます。
  • ユーザーが公開ワークスペースから Bot を削除すると、同じ Bot が非公開スペースから削除されます。
  • 災害復旧のバックアップはサポートされていません。
  • トリガーを使用して子タスクの付いた タスクを実行 アクションはサポートされていません。
  • ユーザーは、関連する依存関係へのアクセスがない場合は、依存関係を持つ Bot をエクスポートできません。
  • ユーザーは、循環依存関係とリンクする場合は、Bots をチェックアウトできません。
  • ノートパッド、カリキュレーター、リモート デスクトップ アプリケーションなど、Microsoft Active Accessibility アプリのウィンドウを最小化すると、正常に動作しなくなる場合があります。
  • Snagit Editor ウィンドウなどの UI オートメーションでは、完全に最小化しなければバックグラウンドで実行されない場合があります。
  • UI トリガーは、Snagit Editor や Inflow アプリではイベントを作成しません。
  • カリキュレーターなどのアプリケーションが使用するテクノロジーは、Windows 10、Windows 2012、またはその他のサーバーでは異なります。これらの場合、1 つのサーバー構成で Bot が作成されると、Bot は別のサーバーに移行できません。これらの場合にユーザーがトリガーしたとしても Bot はデプロイされず、トリガー リスナーやノード マネージャー ログにエラーは記録されません。
  • 複数のトリガーで構成される UI トリガーは、完了までに最大 25 秒かかります。
  • 単一キャプチャの UI トリガーやフィルタは、2MB 以上のファイルでは機能しません。
  • ユーザーがアプリケーションの 1 つのウィンドウから新しいウィンドウに切り替えるボタンをクリックしたときのイベントでは、UI トリガー用にリッスンすると Bot がデプロイされません。
  • Automation Anywhere Elasticsearch Service ユーザーは、Enterprise A2019 をインストールする前に C:\ProgramData\AutomationAnywhere フォルダーを削除する必要があります。
  • ユーザーは、Control Roomオンプレミス バージョンでは TLS を使用して SMTP を有効にすることはできません (オンプレミス のみ可能)。
  • ユーザー資格情報は編集できません (オンプレミス のみ可能)。
  • 新しく追加されたデバイスが正常に登録されたとしても、表示アイコンは緑に変わりません。
  • [進行中のアクティビティ] テーブルは、ユーザーがブラウザをハード リフレッシュ (F5) するまでイベント記録を消去しません。
  • ロールの作成時に、[デバイス/実行] タブのドメインは表示されません。またこのオプションは、Bot の実行時にも使用できません。
  • ノード マネージャーは、SSL 証明書上で実行されている場合、Control Room への SSL ハンドシェイク接続を確立できません (オンプレミス のみ可能)。
  • リポジトリ管理 API は不完全です。Swagger ファイルには 1 つの URL しかありません。
  • デバイス プールは、スケジュール設定されたオートメーションではなく完了したオートメーションを表示します。
  • ユーザーがデバイス プール管理者ではない場合、デバイスはデバイス プールの編集時に正常に表示されません。
  • デバイスが割り当てられている、ならびに自動ログインの資格情報が設定されている Unattended Bot Runner の場合、[自己実行] が選択されていると、[すぐに実行] オプションは無効になっています。
  • ユーザーが実行ウィザードから Bot を実行して Bot エージェント にアップデートが要求され、ユーザーがポップアップ ボックスからエージェントをアップデートした後は、ユーザーが前のページに戻り、ウィザードを実行するためのワークフローに戻るまで Bot をデプロイできません。
  • フォルダー トリガーは、フォルダー変更のイベントが発生した場合は Bots をデプロイしません。

IQ Bot Build 1598 および 1610

このリリースでは、前回のリリースから追加された機能や更新がない、IQ Bot オンプレミス バージョンを利用できます。

IQ Bot の変更された機能

IQ Bot は A2019 Build 1598 および 1610 に対応しています。

IQ Bot の修正された機能

このリリースで修正された機能は、以前のリリースから変更されていません。

IQ Bot のセキュリティ上の修正

このリリースのセキュリティ上の修正は、以前のリリースから変更されていません。

IQ Bot の廃止予定の機能

このリリースで廃止予定の機能は、以前のリリースから変更されていません。

IQ Bot の既知の制限事項

このリリースでは、新しい既知の制限事項はありません。

Build 1598 および 1610 の Bot Insight 新機能

機能 説明
[オペレーション] ダッシュボード Bot Insight の [オペレーション] ダッシュボードには [監査] ダッシュボードが表示されます。

ダッシュボードは [検索] テキスト ボックスを使用して検索できます。要件に基づき、ダッシュボードをカスタマイズできます。ダッシュボードにはロール ベースのアクセス制御と権限が適用されるため、ダッシュボードには表示権限が与えられた特定のユーザーが閲覧可能なデータのみが表示されます。

オペレーション ダッシュボード」を参照してください。

分析の可視化ウィジェット 次の新しいウィジェットが追加されました。
  • 積み上げ棒グラフ
  • 集合横棒グラフ

ダッシュボード ウィジェットの追加」を参照してください。

Bot Insight の変更された機能

このリリースで変更された機能は、以前のリリースから変更されていません。

Bot Insight の修正された機能

このリリースで修正された機能は、以前のリリースから変更されていません。

Bot Insight の廃止予定の機能

このリリースで廃止予定の機能は、以前のリリースから変更されていません。

Bot Insight の既知の制限事項

このリリースで廃止予定の機能は、以前のリリースから変更されていません。