デプロイおよびネットワーク要件

HTTPS 接続用の証明書に基づくデプロイ アーキテクチャと、関連するポート、ストレージ、VM、および DNS の要件について説明します。

デプロイ

このデプロイ モデルでは、PEG へのすべての接続はお客様が管理するネットワーク内に維持されます。

アーキテクチャ


このアーキテクチャでは、お客様が HTTPS 接続用の証明書を作成およびマネージする必要があります。

ポート要件

次の表は、受信 IP アドレスと送信 IP アドレスのポート要件を示しています。

ポート プロトコル 目的 受信非公開 IP 受信公開 IP 公開インターネットへの送信
22 TCP 管理者用 ssh 接続
443 TCP

受信

HTTPS (TLS 1.2) 経由のデスクトップ センサーとビジネス アナリストの接続

送信

PEG は、マスキング済みのデータを Process Discovery に送信します。

リポジトリから PEG インストーラーや更新などをプル ダウンするためにも使用されます

センサーは Process Discovery クラウドに直接接続し、構成情報のみを取得します。収集したデータがセンサーから Process Discovery クラウドに直接送信されることはありません。

80 TCP Http から HTTPS (443) へのリダイレクトにも使用されます。

VM のサイズ要件

PEG のインストールでは、以下の VM サイズがサポートされています。
  • Microsoft Azure: NC8as T4 v3
  • AWS: g4dn.4xlarge
  • Google Cloud Platform: N1-highmem-8、1 nvidia-tesla-t4 GPU 付き

注: 各 PEG VM は、暦週あたり 10 個のセンサーを処理することができ、各センサーは週 5 日、毎日約 8 時間データを送信します。

ストレージ要件

OS またはルート ディスクに 2TB 以上のニアライン SSD ストレージがあることを確認します。プラットフォームのストレージ暗号化メカニズムを使用してディスクを暗号化します。

DNS 要件

使用する apex ドメイン名 (例: example.com) を PEG に提供します。それに基づいて、PEG は、作成する必要がある DNS サブ ドメイン レコードについて通知します。