オブジェクトベースのオートメーション向けの Universal Recorder
- 最終更新日2021/09/21
オブジェクトベースのオートメーション向けの Universal Recorder
Universal Recorder を使用して、デスクトップ、タスクバー、またはアプリケーションやブラウザ ウィンドウのユーザー インターフェース (UI) オブジェクトに対するクリック、読み取り (データ抽出)、書き込み (データ入力) などのインタラクションを記録します。
Version 11.3 などの以前の Automation Anywhere RPA 製品には、さまざまな環境からオブジェクトをキャプチャするために、3 つの独立したレコーダーがあります。Automation 360 ではこの 3 つのレコーダーの機能を Universal Recorder に組み合わせて、記録処理を効率化します。
Universal Recorder の使用
Universal Recorder は次のように使用できます。
Universal Recorder を actions 内で使用して、座標 ( action) またはローカル ファイル パス ( action) をキャプチャすることもできます。- 複数のステップで構成されるプロセスを記録するには、ワークベンチの左上にある Universal Recorder ビデオ カメラ アイコンを使用します。新たにキャプチャした actions を既存の Task Bot のどこに追加するかによって、以下のいずれかの方法で行います。
- 新たにキャプチャした actions を既存の action の下に追加するには、既存の action を選択してから記録を開始します。
- 新たにキャプチャした actions を既存の actions の前に追加して、別の action 内で使用可能にするには、他の action を選択してから記録を開始します。たとえば、新たにキャプチャした actions を既存の actions の前に追加して、ループ action 内で使用可能にするには、ループ action を選択してから記録を開始します。
注: action を選択しなかった場合は、新たにキャプチャした actions はデフォルトで Task Bot の最後に追加されます。「Universal Recorder でのタスクの記録」を参照してください。
- 既存の Task Bot に追加する 1 つのインタラクションを記録するには (タスクを記録するときに手順を入れ忘れた場合など)、[Recorder] package の [キャプチャ] action を使用します。
「[キャプチャ] action の使用」を参照してください。
一般的な使用例については、「スプレッドシートから Web フォームへのデータ入力例」を参照してください。
バックグラウンド処理
バックグラウンド処理は、フォアグラウンドでのアプリケーションとの対話 (マウス クリックなど) を伴うオートメーションを、バックグラウンドで実行できるようにするものです。ターゲット オブジェクトの可視性を高め、bot の精度を向上させるために、バックグラウンドで実行するオプションを使用することをお勧めします。次の actions はバックグラウンド処理に対応しています。
- クリック
- テキストを設定
- テキストを取得