クラウド抽出サービス アーキテクチャ
- 最終更新日2025/11/20
クラウド抽出サービス アーキテクチャ
クラウド抽出サービスアーキテクチャは、さまざまなコンポーネントやサードパーティサービスを利用してデータをアップロード、抽出、ダウンロードする各段階を詳しく説明し、ドキュメント処理のデータフローを概説します。
以下の クラウド抽出サービス アーキテクチャは、ドキュメント処理データフローに関与する各フェーズの高レベルな概要を示しています。
- 自分のキーを持ち込む(BYOK)は、クラウド抽出サービス ではサポートされていません。
- Document Automation でドキュメントがどのように保存されるかについては、Document Automationのセキュリティに関するよくある質問 を参照してください。
次の画像は、クラウド抽出サービス で使用されるさまざまなコンポーネントの概要を示しています。
- 顧客ネットワーク
- 顧客ネットワークはデータ抽出プロセスが開始される場所です。
- 入力: このプロセスでは、データ抽出のために処理する必要がある文書をアップロードします。
- Bot をアップロード: このプロセスでは、Control Room クラウド ストレージサービスにドキュメントをアップロードします。
- Bot をダウンロード このプロセスは、文書から抽出された情報をダウンロードすることを含みます。
- 出力: このプロセスは、抽出された情報を保存することを含みます。
- Automation Anywhere クラウド
- Control Room (クラウド のみ): Bot Runner デバイスからのリクエストを認識することによって、データ抽出プロセスを調整します。
- サードパーティ クラウド サービス
- Google Vision OCR: このプロセスは、文書を機械可読形式に変換し、文書は Google クラウドでOCRのために処理されます。
生成 AI プロバイダーを使用したデータ抽出
次の画像は、生成 AI プロバイダーのさまざまなコンポーネントを通るエンドツーエンドのデータフローを示しています:
次のセクションは、生成 AI プロバイダーを使用する際に異なるコンポーネントを通じてデータフローの異なる段階を表します:
- ステージ1: Control Room へのファイルのアップロード
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ユーザーはファイルをControl Roomにアップロードするか、スケジューラーBotが共有場所からファイルをアップロードします。 ファイルは一時的にControl Roomストレージサービスにアップロードされます。
- ステージ 2: ドキュメント抽出プロセス
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Control Room は、Automation Anywhere 事前トレーニング済みモデルまたはサードパーティの クラウド 抽出サービスを利用して、データ抽出プロセスを開始します。
- Automation Anywhere の事前トレーニング済みモデル: データ抽出は クラウド抽出サービス を用いて処理されます。
- Document Automation のサブスクリプション: サードパーティのクラウド抽出サービスとのデータ抽出リクエストは、Automation Anywhereプロキシ ゲートウェイを介して送受信されます。
- ステージ 3: 出力 をダウンロード中
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データ抽出結果は、ユーザーが定義したネットワークパスに CSV または JSON としてダウンロードされます。 顧客は通常、Botを作成して、この情報を下流のアプリケーションや記録システムにアップロードします。
Microsoft Azure AI Document Intelligence を使用したデータの抽出
次の画像は、Microsoft Azure AI Document Intelligence のさまざまなコンポーネントを通るエンドツーエンドのデータフローを示しています:
- ステージ 1: ファイルをアップロードして構成の詳細を取得しています
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ユーザーはファイルをControl Roomにアップロードするか、スケジューラーBotが共有場所からファイルをアップロードします。 ファイルは一時的にControl Roomストレージサービスにアップロードされます。
- ステージ 2: データ抽出プロセス
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Control Roomは、クラウド抽出サービスを使用してOCRおよびデータ抽出プロセスを開始します。 データ抽出リクエストは、Microsoft Azure AI Document Intelligence サービスから Document Automation サブスクリプションに対して直接送信および受信されます。 データ抽出結果はControl Roomに送信されます。
- ステージ 3: 出力 をダウンロード中
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データ抽出結果は、ユーザーが定義したネットワークパスに CSV または JSON としてダウンロードされます。 顧客は通常、Botを作成して、この情報を下流のアプリケーションや記録システムにアップロードします。