ラーニングインスタンスの移行
- 最終更新日2022/04/26
Automation 360 IQ Bot の移行ユーティリティ機能を使用して、環境間でラーニングインスタンスを移行 (エクスポート/インポート) し、類似のラーニングインスタンスの再作成を回避し、関連付けられた Bots のライフサイクルを簡単に管理できます。
ラーニングインスタンスは、IQ Bot 管理者または移行権限を持つカスタム ロールに関連付けられたユーザーが移行できます。 を使用して [移行ユーティリティ] ページに移動し、利用可能なラーニングインスタンスのリストを表示します。
環境間で転送される内容
ラーニングインスタンスをエクスポートすると、以下のアセットを含む IQBA ファイルが作成されます。
- ドキュメント グループ
- トレーニング ドキュメント (ドキュメント グループごとに 1 つ)
- RPA Bots (ドキュメント グループごとに 1 つ)
- カスタム ドメイン (このタイプのアセットの転送については、Automation Anywhere Enterprise サポートにお問い合わせください)
注: 本番環境ドキュメントはエクスポートできません。
IQ Bot 環境間でのラーニングインスタンスの転送
ラーニングインスタンスを別の環境に移動するには、以下の手順を実行します。
- ソースおよび保存先システムが同じ IQ Bot バージョンで動作していることを確認してください。異なる IQ Bot バージョンからのラーニングインスタンスは、データベース スキーマが一致しないため、インポートできません。
- データベースをバックアップし、ラーニングインスタンスをソース IQ Bot 環境からエクスポートします (ラーニング インスタンスのバックアップとエクスポート)。
- IQBA ファイルを保存先 IQ Bot 環境にインポートします (ラーニングインスタンスをインポート)。
注: Automation 360 v.29 バージョンから、最大 5GB の IQBA ファイルのエクスポート、インポート、ダウンロード、アップロードができるようになりました。IQBA のファイル サイズが 5GB の場合、これらのベスト プラクティスまたは推奨事項に従うことができます。
- 5GB のファイルをエクスポートすると、システムの動作が著しく遅くなります。このエクスポート アクティビティをサポートするためにリソースが活用されるので、これは避けられません。
- LI エクスポート アクティビティは、IQ Bot ダウンタイムまたはオフピーク時に、システムをアクティブに使用していないときに実行する必要があります。エクスポート処理中に、IQ Bot に、結果に矛盾が生じる可能性のある他の操作を行なってはなりません。