Bot スキャナー の移行
- 最終更新日2024/09/05
Bot スキャナー の移行
Bot スキャナー は、Enterprise 10 または Enterprise 11 Control Room で作成された Bot (タスク Bot および MetaBot) を分析します。スキャナーは、Bot、コマンド、変数について、移行の準備ができているものとまだ移行がサポートされていないものの数が要約されたレポートを生成し、移行の準備状況に関する推奨事項を提供します。
Bot スキャナーの使用に関する考慮事項
- Bot をスキャンする前に、移行がサポートされている Enterprise 10 または Enterprise 11 Control Room のバージョンを使用していることを確認してください。
- Bot スキャナーを実行するために Automation 360 をインストールする必要はありませんが、Enterprise 10 または Enterprise 11 のリポジトリへのアクセスは必須です。
- 移行手順を実行する前に、Bot スキャナー を実行する必要があります。
Bot スキャナー の仕組み
Bot スキャナー は、Enterprise 10 または Enterprise 11 のコンテンツを読み取り、分析用の概要レポートを提供します。スキャナーは、今すぐ移行すべきかどうかに関する推奨事項と、サポートされていないコマンドが Automation 360 でサポートされる時期に関する推定利用可能日 (ETA) を提供します。
Bot (.atmx および .mbot ファイル) は指定した場所でスキャンされ、概要レポートは次の情報を提供します。
- Bot がスキャンされた回数
- Automation 360 に移行できる/移行できない Bot の数
- スキャンされた Bot で使用され、Automation 360 でサポートされているコマンドおよび変数
- Automation 360 に移行されるコマンドで確認が必要な変更が含まれるもの
Bot スキャナーのレポート
Bot スキャナーは、移行を開始すべきかどうかを判断するのに役立つ次のレポートを生成します。
- 移行を続行
- 移行できる Bot が 95% 以上の場合に推奨されます。Bot の大半は移行の準備ができているため、移行の要件を満たしています。残りの Bot を移行するには、移行の前後に何らかの作業を実行しなければならない場合があります。
- 移行を待つ
- 移行できる Bot が 95% 未満の場合に推奨されます。この場合、Automation 360 の次のリリースで利用可能になる最新バージョンの Bot スキャナーを実行して、移行の適格性を評価する必要があります。
Bot スキャナー レポートの共有によるエクスペリエンスの向上
Bot スキャナーで生成されたレポートを共有することで、Automation 360 への移行エクスペリエンスを向上させることができます。これらのレポートは、エンジニアリング チームがお客様がより頻繁に使用するコンポーネントのサポートに集中するのに役立ちます。
EOL 機能用 Bot スキャナー
EOL 機能に関する Automation 360 Bot スキャナー の情報については、「基本認証のために Bot をスキャンする」を参照してください。