ドキュメントの処理

Automation Anywhere は、ドキュメントから半構造化データを抽出し、構造化データに変換する Web ベースの高度な文書処理ソリューションをいくつか提供しており、ビジネスプロセスを自動化するためにロボティック・プロセス・オートメーション (RPA) bots が使用できます。

概要

一般に、RPA bots は、構造化データの処理を伴うタスクのみ自動化できます。そのため、企業のデータの約 80% は、RPA bots にアクセスできない「ダーク データ」として残っています。このダーク データは、高度な文書処理と RPA のテクノロジーを組み合わせたコグニティブ オートメーションによって RPA bots にアクセス可能になります。コグニティブ オートメーションでは、請求書などの文書から半構造化データを抽出し、構造化データに変換します。これにより RPA bots は、この構造化データを使ってビジネスプロセスを自動化することができます。

組織のダーク データの 80% は公開されず、請求書、契約書、注文書などの半構造化データと、E メール、画像、音声などの非構造化データで構成されています。

Automation Anywhere の高度な文書処理ソリューションの詳細は、以下を参照してください。

Document Automation
Document Automation
Automation 360 IQ Bot
bots で、テンプレートを構成し、Automation 360 IQ Bot に学習させることにより、さまざまなドキュメントからデータを抽出することができます。Automation 360 IQ Bot は、オンプレミスおよびクラウドのインストールに対応しており、以下のようなドキュメント処理をカスタマイズし最適化するための幅広いツールをユーザーに提供しています。
  • ドキュメントをカテゴリ別に分類するためのモデルを作成し、より適切に抽出できるようにドキュメントやイメージの品質を向上させる Packages
  • レイアウトの変化が最小限またはまったくないドキュメントからデータを抽出するための Standard Forms モデル
  • 抽出されたデータの精度を高める光学式文字認識 (OCR) エンジンのサポート
Automation 360 IQ Bot
IQ Bot 11.3.x
IQ Bot の初期バージョンでは Enterprise 11 のお客様をサポートします。オンプレミスのインストールのみに対応しています。
IQ Bot 11.3.x
Community Edition
Community Edition バージョンでは、ドキュメント処理ソリューション (Document Automation および Automation 360 IQ Bot) の限定された機能をユーザーに提供します。ユーザーはこのバージョンを無料で使用できます。
Document Automation Community Edition