Community Edition Bot の移行

Automation 360 でこれらの Bot を使用できるようにするには、Enterprise 11 Community Edition 環境で作成された BotAutomation 360 Community Edition に移行する必要があります。Automation 360 Community Edition にある Bot の移行パッケージを使用して、Bot を手動で移行します。

前提条件

Bot の移行を開始する前に、次の操作を行います。

この手順は、一度に 1 つずつ Bot を移行します。同じフォルダー内のすべての Bot を移行するには、ループ内のフォルダーのファイルを反復して複合 Bot を作成するか、移行する各 .atmx ファイルに対して複数の [Bot を移行] アクションを追加します。

重要: Bot が他の Bot に依存関係がある場合は、まずその依存 Bot を移行し、次に親 Bot を移行する必要があります。たとえば、main.atmx という親 Botchild1.atmx に依存していて、それが child2.atmx に依存している場合は、[Bot を移行] アクションを child2.atmx{{child1.atmx}}{{main.atmx}} の順序で追加します。

手順

  1. Automation 360 Community Edition にログインします。
  2. Bot の移行パッケージを使用して Bot を移行します。
    1. 左ペインの [オートメーション] をクリックします。
    2. [新規作成] > [Bot] をクリックし、必要な情報を指定して、[作成と編集] をクリックします。
    3. [Bot の移行] パッケージを展開し、[Bot を移行] アクションをダブルクリックします。
    4. [Bot ファイル パス] セクションで [デスクトップ ファイル] を選択します。
    5. 移行する Enterprise 11 .atmx ファイルの完全なパスを入力します。
    6. オプション: [出力フォルダー パス] フィールドに出力フォルダー パスを入力し、パッケージ変換情報とエラーの格納先を指定します。
      関連情報を示すレポートは、移行された Bot ごとに生成されます。
    7. Automation 360 Community Edition 環境内でこの移行された Bot で同じ名前の Bot を上書きする場合は、[ファイルを上書き (存在する場合)] オプション (デフォルト設定) を選択したままにします。
    8. Bot を保存します。
    9. 接続されたデバイスで Bot を実行して、移行を実行します。
    正常に移行された Bot は、移行を実行したユーザーの Automation 360 のプライベート リポジトリにアップロードされます。正常に移行された Bot のみ移行されます。指定した [出力フォルダー パス] のレポートを使用して、移行エラーを閲覧します。