Standard Forms での IQ Bot の使用
- 最終更新日2022/08/17
Standard Forms での IQ Bot の使用
Standard Forms は、通常、レイアウト全体の差異がほとんどまたはまったくない、多数のフィールドが含まれた固定形式のドキュメントで、手書きコンテンツとデジタル コンテンツの両方を含めることができます。IQ Bot を使用して、Standard Forms からデータを抽出できます。
Standard Forms の例としては、W-4 (従業員源泉徴収票)、所得税申告書、売渡証書、パートナーシップ契約書などがあります。IQ Bot にセットアップする前にモデルをカスタマイズして構築することで、Standard Forms からデータを抽出することができます。機械学習モデルは、ドキュメントから特定のタイプのパターンを認識するようにトレーニングすることができるファイルです。データの入ったサンプル ドキュメントを使用して、パターンを認識するモデルをトレーニングすることができます。
Control Room 管理者が定義した関連付けられたロールまたは権限に基づいて、このモデルを使用して Standard Forms からデータを抽出するためのラーニングインスタンスを作成できます。
注: 処理するためにドキュメントをアップロードするには、Standard Forms ページの製品ライセンスが必要です。詳細については、「Automation 360 ライセンス」を参照してください。
以下のワークフローでは、Standard Forms からのデータ抽出を設定するためのさまざまな段階と手順について説明します。
- Standard Forms の使用事例を評価します。
- 要件に合った Standard Forms 抽出サービスの種類を確認します。
- サービス実装の前提条件を確認します。
- 抽出サービスを設定および構成します。
- 選択した抽出サービスに対して IQ Bot を構成します。
- データ抽出モデルを構築します。
- IQ Bot にログインし、ラーニングインスタンスを作成します。
- Standard Forms のラーニングインスタンスの検証ルールを追加します。
- サードパーティ抽出モデルを転送します。
- Standard Forms のラーニングインスタンスを異なる IQ Bot 環境間で移動します。
- IQ Bot でドキュメントをアップロードします。
- Standard Forms のラーニングインスタンスに対して、処理されたドキュメントを検証します。
- Standard Forms から抽出されたコンテンツをダウンロードします。
- パフォーマンス レポートとドキュメント処理情報を確認します。
ワークフロー マップ: 次の模式図をクリックすると、Standard Forms のワークフローがインタラクティブなビジュアルなフォーマットで表示されます。