IQ Bot の以前のバージョンから Automation 360 IQ Bot オンプレミス への移行

IQ Bot の以前のバージョン (Enterprise 6.x ~ 11.x) から Automation 360 IQ Bot (オンプレミス) に移行すると、最新の機能や強化機能を利用できます。

手順

  1. Automation 360 IQ Bot をダウンロード
    1. Automation Anywhere サポート サイトにログインして、以下の手順に従い、最新の Automation 360 IQ Bot ビルドをダウンロードしてインストールします。
    2. Automation_Anywhere_IQ_Bot_A2019_(ビルド番号) フォルダーを抽出 (解凍) して、以下の .bat ファイルを実行します。
      1. CleanupRabbitMQandErlang.bat
      2. CleanupRabbitMQErlangPython.bat
      3. UninstallPython.bat
      4. UninstallPython385.bat
      これらのファイルは、RabbitMQ v3.8.18Erlang/OTP 関連の IQ Bot Python のレジストリ エントリを削除します。他の Python バージョンは影響を受けません。
    3. マシンを再起動します。
  2. Automation 360 IQ Bot のインストール
    1. Automation_Anywhere_IQ_Bot_A2019_(ビルド番号) フォルダーを開き、以下のファイルを再度実行します。
      1. CleanupRabbitMQandErlang.bat
      2. CleanupRabbitMQErlangPython.bat
      3. UninstallPython.bat
      4. UninstallPython385.bat
      この手順により、RabbitMQ v3.8.18、Erlang、および Python から、空のフォルダーがすべて削除されます。
    2. Automation 360 IQ Bot ビルドをインストールします。
    3. インストール時に、IQBot データベースの作成時と同じホスト名を指定します。
      Automation 360 IQ Bot は、データ移行前に、Database Migration Assistant によって作成された IQBot データベースに自動的に接続します。
    4. インストールが完了したら、IQ Bot Enterprise 11 の登録を解除します。
      Automation 360 IQ Bot は、データ移行前に、Database Migration Assistant によって作成された IQBot データベースに自動的に接続します。
    5. ブラウザのキャッシュをクリアします。
    6. (任意) IQ Bot のロードに失敗した場合は、[Cognitive Console] サービスを再開します。
  3. Automation 360 IQ Bot の登録
    1. IQ Bot A360.x を Control Room に登録します。
      XAutomation 360 IQ Bot の最新バージョンを表します。
      トラブルシューティング:
      • IQ Bot A360.x の登録後にログインページが表示されない場合は、Control Room のサービス (Control Room および Control Room Reverse プロキシ) を再開します。
      • 移行が正常終了した後 Automation 360 IQ Bot にログインしたときにドメインおよびダッシュボードのどちらも表示されない場合は、次の手順を実行します。
        • F12 キーを押し、[ネットワーク] タブをクリックして、API を表示します。

          API が不正であるか、エラー メッセージが表示される場合は、IQ Bot のサービスを再開します。

        • Bots がラーニングインスタンスに表示されない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアします。
    2. 登録後、Automation Anywhere Cognitive Application サービスを再起動します。
  4. 出力ファイル名の変更
    1. データの移行後に、出力 .csv ファイルの名前を必ず変更してください。
      Automation 360 IQ Bot の出力 .csv ファイルには、追加文字が含まれます。download コマンドを使用している場合は、次の手順を使用して出力 .csv ファイル名を編集します。
      • 角括弧 [ ] を取り外します。
      • アンダースコア (_) をハイフン (–) に置き換えます。
      • スペースをアンダースコア (_) に置き換えます。

        たとえば、出力 .csv ファイル名が [sales-7d6 961f3d28]_Invoice.tiff の場合は、sales-7d6_961f3d28-Invoice.tiff という名前に変更します。

  5. 移行されたデータの検証
    1. 新しく作成された IQ Bot ユーザーとして、Automation 360 IQ Bot にログインします。
    2. ダッシュボードに表示されるデータを確認し、IQ Bot 11.3.x データが移行されたことを確認します。
    3. 次のページで移行されたデータを確認することもできます。
      • ラーニングインスタンス
      • ドメイン
      • Bot ページ

次のステップ

OCR の現在のバージョンが Automation 360 IQ Bot でサポートされていることを確認します。
  • ABBYY FineReader エンジン - 12.2、12.3、または 12.4 (インストール フォルダーにあるバージョンを使用)
    注: OCR のバージョンをアップグレードするには、OCR パッケージをインストール フォルダーにダウンロードします。
  • Tesseract OCR - 4
  • Google Vision API - バージョンが現在のリリースと一致するように自動的に更新されます
  • Microsoft Azure Computer Vision OCR エンジン - 2.0 または 3.2
  • Tegaki API - Cogent Labs の営業担当者にお問い合わせください