Discovery Bot 人のユーザー

Discovery プロセスにはさまざまなユーザーが関与しており、各ユーザーのロールと責任は、ビジネス プロセスの潜在的な自動化対象業務を特定するのに役立ちます。Discovery Bot の合理化されたワークフローを使用すると、さまざまなユーザーがオペレーションを大幅に変えることなくコラボレーションできます。

オートメーションのプロセスを特定するには、次のユーザーが必要です。

Control Room 管理者
他のユーザーの作成、ユーザーへのロールの割り当て、ユーザーへの Discovery Bot ライセンスの割り当てを行います。
Discovery Bot 管理者
プロセスを作成、編集、および削除するほか、Discovery Bot ロールのプロセスへの関連付け、および Discovery Bot ロールのプロセスからの関連付け解除も行います。

Discovery Bot 管理者権限を持つユーザーは、プロセスの記録データを表示したり、記録分析に参加したり、オートメーションの新しいオポチュニティを作成したりすることはできません。

Discovery Bot ビジネス ユーザー
プロセスのオートメーションの恩恵を受ける組織内のタスクフォースを表します。ビジネス ユーザーは、ビジネス プロセスに対して次の関連タスクを実行します。
  • 割り当てられたプロセスのステップを実行し、そのステップを記録します。

    ビジネス ユーザーは、潜在的なオートメーションの候補についてレビューおよび評価されているプロセスのステップを記録する役割を担います。ビジネスユーザーは、Discovery Bot 管理者によって記録セッションへの参加を求められます。

  • 記録の [ステップの説明] (注釈付きユーザー テキスト) フィールドを編集します。
    各記録について、ビジネス ユーザーは記録された画面キャプチャを確認し、アナリストが確認するビジネスのコンテキストをキャプチャする注釈を提供できます。アナリストと情報 (ユーザー ID やパスワードなど) を共有しない場合、ビジネス ユーザーは [データ] (キーボード入力) テキスト フィールドを更新できます。キャプチャしたステップがプロセスに関連していない場合、ビジネス ユーザーは記録をレビュー用に送信する前にステップを削除できます。
    注: 記録を送信した後は、編集できません。
  • レコーダーのメディア コントロール シンボルを使用して、プロセスの Discovery Bot レコーダーをコントロールします。
    ユーザーは、Discovery Bot レコーダーを使用して各プロセスの関連する手順をキャプチャすることで、オンデマンドで記録を開始、一時停止、再開、および停止できます。
    注: レコーダーが停止した後は、その記録に追加のステップを挿入できなくなります。
Discovery Bot アナリスト
また、このユーザーは、プロセス オーナー、プロセス アナリスト、ビジネス アナリスト、および対象分野の専門家など、組織内の他の名前で呼ばれている場合もあります。Discovery Bot アナリストは、関連する記録を確認し、自動化の候補を特定する役割を担います。アナリストは、次のステップを実行できます。
  • 特定のプロセスについて、割り当てられたユーザーから承認されたすべての記録を閲覧できます。

    アナリストは記録を編集できませんが、複数の記録から必要なバリエーションをマージし、プロセスの集計ビューを作成できます。

  • 複数の記録から作成された個々の記録と集合ビューからオポチュニティを作成し、オポチュニティを Bot に変換します。
  • 潜在的なオポチュニティを参照用に Word 文書にエクスポートします。

アナリストがレビュー中のプロセスに精通していることは必須条件ではありませんが、知識を持っておくことで、記録の選択と分析を容易にするために役立ちます。