移行された Bots のグローバル値
- 最終更新日2022/07/13
移行された Bots のグローバル値
移行後、Enterprise 11 または Enterprise 10 で提供されるさまざまな機能をサポートするために、Bots ではさまざまなグローバル値を使用します。Automation 360 でこれらのグローバル値を作成または更新して、移行された Bots が正常に実行されるようにする必要があります。
注: グローバル値は、Bot 移行ウィザード または移行 API を使用して Bots の移行を最初に行った際に作成されます。移行パッケージを使用して Bots を移行する場合は、グローバル値を手動で作成する必要があります。
次の表は、移行された Bots が正常に実行されるために使用されるさまざまなグローバル値を示します。
グローバル値 | 説明 |
---|---|
AAApplicationPath |
Bot または現在の Bot で使用されるファイルの物理パスを指定するために、このグローバル値を使用します。
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AABasePath | このグローバル値は、Enterprise 11 または Enterprise 10 の [タスクのパスで開始] オプションに相当します。
Enterprise 11 または Enterprise 10 で、このオプションは、新しいファイルまたはフォルダーの相対パスがコマンドで指定されている場合に、そのファイルまたはフォルダーの場所を指定するために使用されます。Enterprise 11 または Enterprise 10 の Bots を移行する場合は、次のことに注意してください。
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AADefaultDateFormat | このグローバル値を使用して、日付変数のデフォルトの日付と時刻の形式を変更します。 |
AAE_EmailSettings_auth | このグローバル値を使用して、E メール サーバーの認証を有効または無効にします。 |
AAE_EmailSettings_clientId | このグローバル値を使用して、アプリケーションを Microsoft Azure ポータルに登録したときに生成されるクライアント ID を指定します。 |
AAE_EmailSettings_domainName | このグローバル値を使用して、E メール サーバーのドメイン名を指定します。 |
AAE_EmailSettings_host | このグローバル値を使用して、Bot のステータスに関するメール通知を送信するために使用する E メール サーバーのホスト名を指定します。 |
AAE_EmailSettings_port | このグローバル値を使用して、E メール サーバーへの接続に使用するポートを指定します。 |
AAE_EmailSettings_ssl | このグローバル値を使用して、E メール アカウントが安全な接続を使用するかどうかを指定します。 |
AAE_EmailSettings_tenantId | このグローバル値を使用して、アプリケーションを Microsoft Azure ポータルに登録したときに生成されるテナント ID を指定します。 |
AAProxyHost | REST Web サービス と SOAP Web サービス アクションが主に使用するプロキシ ホストを指定するために、このグローバル値を使用します。 |
AAProxyPort | REST Web サービス アクションが主に使用するプロキシ ポートを指定するために、このグローバル値を使用します。 |
AARestTimeOut | REST Web サービス アクションにおいて、このグローバル値を使用し、タイムアウト値をミリ秒単位で指定します。この値は、REST サーバーが応答するのに長い時間を要する場合に使用することができます。 |
AASoapTimeOut | SOAP Web サービス アクションにおいて、このグローバル値を使用し、タイムアウト値をミリ秒単位で指定します。この値は、SOAP サーバーが応答するのに長い時間を要する場合に使用することができます。 |
AAWaitForControl | Control Room において、このグローバル値を使用し、最大待機時間を秒単位で指定します。 |
JcoDllPath | このグローバル値を使用して、SAP ビジネス アプリケーション プログラミング インターフェース (BAPI) で使用する Java コネクタの DLL パスを指定します。 |
JcoJarPath | このグローバル値を使用して、SAP BAPI で使用する Java コネクタの JAR パスを指定します。 |