使用事例の評価

Document Automationでドキュメントを処理する前に、ドキュメントが 標準フォームであることを確認する必要があります。ドキュメントが規定された 標準フォーム条件を満たすことを確認したら、必要な抽出サービスのタイプに進むことができます。

事例が 標準フォーム条件を満たすかどうかを判断するには、次のパラメーターを確認します。
  • ドキュメントのレイアウトは、ベンダー間で変わりません。
  • チェックボックスやテーブルなど、さまざまなデータ要素の位置はドキュメント内で修正されます。
  • 値が他のデータ要素とは無関係のドキュメントがあります。
  • このドキュメントは、サポート対象言語で利用可能です。詳細については、「Azure Form Recognizer でサポートされる言語」を参照してください。
  • ドキュメントには、行と列の数が同じテーブルが含まれています。
  • 同じ年度であれば、組織が違ってもドキュメントのレイアウトは変わりません。

抽出サービスを確認する

ドキュメントが 標準フォームであることを確認したら、お客様の要件に合った Standard Forms 抽出サービスのタイプを計画できます。Microsoft Form Recognizer サービスを使用して、Document Automation標準フォームを処理できます。処理する前に、以下を確認してください。

  • ドキュメントの入力には、以下を含めることができます。
    • 多くの詳細を含んだ情報。ある程度の品質の解像度 (200dpi 以上) を持つことができます
    • チェックボックスとラジオボタン
    • 手書きコンテンツ
    • 署名
    • テーブル
      注: 入力ドキュメントには、1 ページに渡るテーブルが含まれることもあります。しかし、標準フォームに、複数のページにまたがるテーブルが含まれている場合、コンテンツの抽出に失敗することがあります。
  • 入力ドキュメントのセクションは繰り返されません。
  • 転置テーブルを含むドキュメント。

Microsoft Azure Forms Recognizer サービスのメリット

  • さまざまな Standard Forms タイプ ドキュメントを処理する機能。
  • 自動検出機能により、ヘッダーレス テーブル、反転テーブルなど、さまざまなタイプのテーブルを識別できる。
  • 手書きフォームが十分にサポートされる。