Automation Co-Pilot for Business Users

Automation Co-Pilot for Business Users は、ユーザーが bots およびアプリケーションを実行および操作するためのシンプルなフロントエンド インターフェースを提供します。

注: ロール、権限、ライセンスは、製品内で Automation Anywhere Robotic Interface (AARI) を参照し続けることができます。
Automation Co-Pilot for Business Users を使用して、フロント オフィスとバック オフィスの bots を接続することにより、企業全体でエンドツーエンドのプロセス オートメーションを作成、実行およびアクセスします。
  • ドキュメントやタスクを表示および整理し、アクションを実行して、オートメーションを実現するためのプロセス中心のアプローチを提案することにより、統一されたエクスペリエンスを提供する Automation Co-Pilot on the web で、Attended および Unattended の bots を使用してオートメーションを作成します。
  • Automation Co-Pilot on the desktopControl Room にログインすることなく、Attended Bot Runner としてオートメーションにアクセスして実行します。インタラクティブ フォームを使用して、データの検証や承認の取得などの日常的なタスクを管理したり、トリガーを追加することで bots を介してエスカレーションを管理したりできます。
  • Web アプリケーションに統合するか、Microsoft Teams、SAPServiceNowWorkdayGenesys など、ブラウザの拡張機能を通じて提供できる Embedded Automation を使用した、埋め込みインターフェースで自動化されたプロセスや bots に、あらゆるプラットフォームからアクセスできます。
  • Salesforce、Google Workspace、GenesysMuleSoftServiceNowWorkdaySAP などの組み込みのコネクターを使用して Automation 360 と統合されているさまざまなサードパーティ製アプリケーション、および Apigee、SnapLogic、Workato などの Automation Anywhere の事前にビルドされた IPaaS (Integration Platform as a Service) を介して Bot を実行します。

Automation Co-Pilot を使用する理由

Automation Co-Pilot では次の目標を達成できます。
  • レポートの作成や急ぎのリクエストの追跡など、日常的なタスクを簡素化します。
  • チーム内のアプリケーションと bots のコラボレーションが容易になり、平均処理時間と解決率が向上し、顧客満足度が向上します。
  • エスカレーションと承認を自動化することで、最も複雑なリクエストでもスピードアップできます。
  • 企業のインフラストラクチャ、トレーニング、セットアップなどへの投資を最小限に抑えることで、投資収益率を高めます。

Automation Co-Pilot で可能なこと

Automation Co-Pilot では、ユーザーと bots のリアルタイム コミュニケーションが可能になります。Automation Co-Pilot を使用して反復的で時間のかかる作業を自動化することで、顧客体験の向上、従業員の生産性の向上、組織の運用コストの削減が可能になります。

次の図は、Automation Co-Pilot による自動化の強化を示しています。

この図は、Automation Co-Pilot によって、マップ、ビルド、デザイン、調整、表示、モニタ、学習の 7 段階で自動化を拡大している様子を示したものです。

さまざまな使い方ができる Automation Co-Pilot for Business Users

Automation Co-Pilot には、複数のタッチポイントでビジネス ワークフローに接続するために使用できるさまざまなインターフェースが用意されています。次の方法で Automation Co-Pilot にアクセスします。

  • Web ブラウザ

    URL を介して Automation Co-Pilot にアクセスし、フロント オフィスとバック オフィスの機能を管理し、単一のインターフェースから入力と承認を収集します。

  • デスクトップ

    カスタム フォームでデータを取得および更新します。複数のシステムを切り替えることなく、1 つの画面ですべてのデータを表示して操作できます。

  • オートメーションを埋め込む

    埋め込みインターフェースを使用して自動化されたプロセスや Bot に、あらゆるプラットフォームからアクセスできます。Web アプリケーションに統合するか、ブラウザの拡張機能を通じて提供することで、あらゆる場所でオートメーションを実現できます。

  • アプリケーション
    bots の事前にビルドされた統合を通じて、Salesforce や Google Workspace などの一般的なエンタープライズア プリケーションから Automation Anywhere を実行します。

次の画像は、デスクトップと Web での Automation Co-Pilot のプロセス フローの違いを示しています。

Automation Co-Pilot のワークフロー