ドキュメント グループの作成の制限

ラーニングインスタンスが本番環境のときに分類子が作成できる新しいドキュメント グループの数を制限します。

前提条件

ステージングのラーニングインスタンスのみ変更できます。ラーニングインスタンスが本番環境の場合、ステージングに戻す必要があります。

ラーニングインスタンスにドキュメントがアップロードされると、分類子は、レイアウト (ページ上のフィールドの表示順) に基づいてドキュメントをドキュメント グループに分類します。本番環境のラーニングインスタンスにドキュメントがアップロードされ、そのドキュメントがどのドキュメント グループのレイアウトとも一致しない場合、分類子はそのドキュメントのために新しいグループを作成します。

以下のステップでは、ラーニングインスタンスにおけるドキュメント グループの総数の制限を構成するか、分類子による新しいドキュメント グループの作成を禁止することを選択します。

手順

  1. [ラーニングインスタンス] に移動し、ラーニングインスタンスを選択して、[編集] をクリックします。
  2. 以下のオプションから選択します。
    オプション 説明
    [新しいグループを作成しない] チェック ボックスを選択します。 ドキュメントのアップロード数に関係なく、新しいグループは作成されません。アップロードされたドキュメントは、検証ツール に直接送信されます。
    • このチェック ボックスはデフォルトで選択されてません。
    • このオプションを選択すると、[新しいグループを作成するためのしきい値] フィールドが無効になります。
    • 新しいグループは、ステージングのラーニングインスタンスにアップロードして手動で作成できます。
    [新しいグループを作成するためのしきい値] フィールドの値を設定します。 しきい値を設定する場合、IQ Bot は、定義済みの値に達するまではアップロードされたドキュメントのグループを作成しません。設定されたしきい値に達するまで、すべてのドキュメントは 検証ツール に送信されます。
    • デフォルトでは、この値はすべての新しいラーニングインスタンスに対して 10 に設定されます。
    • 最大 10 桁までの値を設定できます。
    • IQ Bot では、数値以外の文字、ゼロ、浮動小数点を入力することはできません。
  3. 更新内容を保存すると、[概要] タブに反映されます。
    [概要] タブには、ステージングと本番環境のすべての詳細が表示されます。情報は、[新しいグループ作成の設定] セクションで適用された設定に基づいて更新されます。
    新しいラーニングインスタンスの場合、[新しいグループ作成の設定] セクションで最小しきい値を設定しない場合、IQ Bot はデフォルトの設定値である 10 を適用し、アップロードされた最初の 9 個のドキュメントのグループを作成しません。
  4. 既存のラーニングインスタンスの場合は、[ラーニングインスタンス] > [編集] ページで最小しきい値を設定できます。新しいしきい値は、それ以降のすべてのドキュメントに適用されます。
    既存のすべてのラーニングインスタンスは、アップグレード後もしきい値 1 で継続されます。
    すべての変更は、設定が編集された後、本番環境にアップロードされたドキュメントに対してのみ有効になります。設定を新しいしきい値に変更するか、既存のラーニングインスタンスで新しいグループを作成しない場合、このチェックは本番環境にアップロードされた次のドキュメントに対してのみ実行されます。
本番環境では、どのグループにも属さず、最小しきい値要件を満たしていないすべての分類されたドキュメントが 検証ツール に送信されます。値を更新し、必要な修正を行うことができます。ただし、すべてのフィールドはオプションであり、テキスト データ タイプです。修正せずに現在のドキュメントを保存する [現在のドキュメントを保存] オプション、または [無効としてマーク] オプションを選択することができます。