GO BE GREAT Bot のビルド
- 最終更新日2021/02/16
[メッセージ ボックス] アクションと変数を使用して、基本的な Bot をビルドします。次の手順に従って、「Hello World!」の Automation Anywhere バージョン、「Go be great!」のメッセージを出力する最初の Bot を作成してください。
前提条件
Bot をビルドするには、以下の項目を実行済みである必要があります。
手順
すでに「初めての Bot を作成する」の手順を完了している場合は、手順 6 に進みます。
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新しい Bot を開きます。
- 左側のペインで [オートメーション] をクリックします。
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[新規作成] > [Bot] をクリックします。
- [TaskBot を作成] ウィンドウで、Bot 名を入力します。Bot 名の選択についての詳細は、「Bot 命名規則」を参照してください。
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次のデフォルトのフォルダーの場所をそのまま使用します。 \Bots\
Bot の保管場所を変更するには、[選択] をクリックしてプロンプトに従います。
- [作成して編集] をクリックします。
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[メッセージ ボックス] アクションを挿入します。
- [アクション] をクリックします。
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メッセージ ボックス パッケージを検索します。
[アクション] の検索ボックス内をクリックし、「message」と入力します。矢印をクリックして、メッセージ ボックス オプションを展開します。
- [メッセージ ボックス] アクションをダブルクリックするか、Bot エディター (右側の空き領域) にドラッグします。
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右側のダイアログ ボックスで、[メッセージ ボックス] アクションの条件を指定します。
- [メッセージ ボックスのウィンドウ タイトルを入力] フィールドに、「My first bot!」と入力します。
- [表示するメッセージを入力します] フィールドに、「Go be great!」と入力します。
- [スクロールバーを表示する行数] フィールド、および [メッセージ ボックスを閉じる秒数] チェックボックスではデフォルト値をそのまま使用します。
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[保存] をクリックします。
これで Bot を実行する準備ができました。Bot の作成に要した時間を表示するには、[オートメーション] > [ホーム] > [指標] の順に移動します。[アクティブな TaskBot] テーブルには、すべての Bot の作成時間が表示されます。また、Bot が編集されると、Bot の総所要時間が表示されます。たとえば、Bot を 10 分かけて作成し、保存した場合、[アクティブな TaskBot] テーブルには、所要時間が 10 分と表示されます。同じ Bot にさらに 5 分の編集時間が加わると、[アクティブな TaskBot] テーブルには、総所要時間として 15 分が表示されます。同様に、[指標] ページの [TaskBot の作成に費やした平均時間] フィールドには、すべての Bot ですべてのユーザーが要した平均時間が表示されます。たとえば、ユーザー 1 は Bot A に 120 分かかり、ユーザー 2 は Bot B に 2 分かかり、ユーザー 3 が Bot C に 4 分かかった場合、平均時間は、(120+2+4)/3 = 42 分となります。重要:
- Bot を作成する際、Bot の名前に以下の特殊文字を含まないようにしてください。
スラッシュ (/) アスタリスク (*) コンマ (,) バックスラッシュ (\) 小なり記号 (<) 左または右の中括弧 ({}) 疑問符 (?) 大なり記号 (>) 左または右の大括弧 ([]) パイプ (|) 二重引用符 (") プラス記号 (+) パーセント記号 (%) -- -- - Bot 名は、一意である必要があります。公開ワークスペース内のアクセスできる同じフォルダーの場所に同じ名前の Bot が存在する場合、非公開ワークスペースで、この名前を使用して Bot を作成したり名前を変更したりすることはできません。
- Windows オペレーティング システム用に予約済みの Bot 名を使用しないでください。予約済みの Bot 名は次のとおりです。
CON PRN AUX NUL COM1 COM2 COM3 COM4 COM5 COM6 COM7 COM8 COM9 LPT1 LPT2 LPT3 LPT4 LPT5 LPT6 LPT7 LPT8 LPT9 -- -- -- - Bot 名は、ピリオド (.) やスペースで終わらないようにしてください。
- ファイル命名の詳細については 「Microsoft のガイドライン」を参照してください。
- Bot を作成する際、Bot の名前に以下の特殊文字を含まないようにしてください。
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Bot をテストします。
右上の [実行] をクリックします。Bot は、「Go be great!」というテキストを含むメッセージ ボックスを表示します。
以下の手順で変数を設定し、メッセージ ボックスに挿入します。
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変数を作成します。
- 左側パネルのアコーディオン メニューから [変数] をクリックします。
- [変数を作成] (+ 記号) をクリックします。
- 名前フィールドに「vHelloWorld」と入力します。
- [出力として使用] オプションを選択します。
- [デフォルト値] フィールドに「Say Go be Great! with a variable」と入力します。
- [作成] をクリックします。
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変数「vHelloWorld」を [表示するメッセージを入力] フィールドに割り当てます。
- Bot エディター の [メッセージ ボックス] アクション をクリックします。
- ダイアログ ボックスで、[表示するメッセージを入力] フィールドのテキストを削除します。
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F2 キーを押すか、[変数を挿入] アイコンをクリックします。
[変数を挿入] アイコンは、テキスト フィールドの右側にあります。
- ドロップダウン リストから「vHelloWorld」を選択します。
- [はい、挿入します] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
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[実行]をクリックします。
Bot は、「Say Go be Great! with a variable」というテキストを含むメッセージ ボックスを表示します。
次のステップ
Bot を正常に実行した後、デスクトップ アプリケーションを使用する基本的な Bot のビルド に進みます。