HTML データを抽出し、通貨変換を実行する Bot を構築する

HTML テーブルのフィールドを更新するために、HTML テーブルからデータを抽出して、履歴通貨の変換を実行する Bot を構築します。

前提条件

  • Web ページから UI オブジェクトをキャプチャするには、Google Chrome で Web アプリケーションを自動化するために、製品固有の Automation Anywhere Enterprise 拡張子をインストールしていることを確認します。

    プラグインをインストール

  • この手順のプロセスに従うため、まず Web レコーダー を使用して Bot を構築する方法について熟知していることを確認してください。

    Web レコーダー を使用した最初の Bot の構築

手順

  1. Enterprise クライアント にログインします。
  2. [新規] をクリックします。
  3. 自動化 ウィンドウで、[ワークベンチ] をクリックします。
  4. 変数マネージャーを開き、[追加]をクリックして[新規変数を作成]を選択し、次の 8 つの変数を追加します。
    1. vInvoiceDate: HTML テーブルから抽出された各行の日付を保存します。[保存] をクリックして、新しい各変数を保存します。[はい] をクリックして NULL 値を変数に割り当てます。
    2. vInvoiceAmount: HTML テーブルから抽出された各行の請求額を保存します。
    3. vRowCount: HTML テーブル内の行の合計数 (ループに使用)。
    4. vTableRow: HTML データ抽出 / 挿入に使用するカスタム カウンター変数。
    5. vInputCurrency: 換算のため Bot Store サブタスクに渡されました。初期値: 英ポンド
    6. vOutputCurrency: 換算のため Bot Store サブタスクに渡されました。初期値: 米ドル
    7. vOutputAmount: サブタスクで換算された入力量を保存します。
    8. vResult: サブタスクからの結果 (サブタスクが正常に実行された後に成功と表示)。
  5. コマンド タブから、プログラム/ファイルを開くコマンドを選択してアクション リストにドラッグ アンド ドロップします。プログラム/ファイルを開く ウィンドウで、次のステップを実行します。
    1. ステップ 1: プログラム/ファイル パス: Google Chrome 実行可能ファイルを参照して選択します。マシンのファイル位置を探すには、次のパスを検索します。C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application. Application フォルダーで、chrome.exe を選択します。
    2. ステップ 2: パスで開始: このステップはスキップできます。
    3. ステップ 3: パラメーター : Automation Anywhere通貨換算ページの URL を入力します。 https://www.automationanywhere.com/automationanywherelabs/currency.html
    4. [保存] をクリックします。
  6. [保存]をクリックして、BotTutorial4_Currency.atmx として保存します。
    デフォルトでは、Botマイ タスク ディレクトリに保存されます。
  7. [実行] をクリックしてをテストします。
  8. [コマンド] タブから、オブジェクト クローニングコマンドを選択してアクション リストにドラッグ アンド ドロップします。
    1. オブジェクト クローニング ウィンドウで、[Automation Anywhere ラボ - 通貨換算 - Google Chrome] を選択します。ターゲット ブラウザ セッションが自分のウィンドウで開いていることを確認します。
    2. オブジェクト クローニング ウィンドウが開いた状態で、[キャプチャ] ボタンをクリックして長押しします。マウスの左ボタンを押したまま、赤い境界線が点滅するまで CSV ページで請求書テーブルをハイライト表示します。ボタンを放します。
    3. [実行するアクションを選択]ドロップダウン リストから、[行の合計を取得]を選択します。
    4. [変数に割り当てる]ドロップダウン リストで、[vRowCount] を選択します。
    5. [保存] をクリックします。
  9. [コマンド] タブから、ループ コマンドを展開 (+) してアクション リストに時間をドラッグします。
    1. ループ ウィンドウの [時間] フィールドで、[F2] を押して [vRowCount] 変数を選択します。
    2. [保存] をクリックします。
  10. [コマンド] タブから If/Else コマンドを展開 (+) して一連の If/Else コマンドを開きます。
    1. If/Else [変数]コマンドをクリックして、アクション リストの下部にドラッグします。
    2. [If 条件] フィールドの横にある [編集] をクリックします。
    3. [変数]フィールドの設定: [F2] を押してシステム変数から[カウンター]を選択します。
    4. 演算子ドロップダウン値を より大きい (>) に設定します。
    5. [Fix] オプションを選択し、1 に設定します。
    6. [保存] をクリックします。
  11. [コマンド] タブから、IF ステートメント内部で オブジェクト クローニング コマンドを選択してドラッグします。
    1. オブジェクト クローニング ウィンドウで、[Automation Anywhere ラボ - 通貨換算 - Google Chrome] を選択します。
    2. オブジェクト クローニング ウィンドウが開いた状態で、[キャプチャ] ボタンをクリックして長押しします。マウスの左ボタンを押したまま、赤い境界線が点滅するまで CSV ページで請求書テーブルをハイライト表示します。ボタンを放します。
    3. [実行するアクションを選択]ドロップダウン リストから、インデックス別にセル テキストを取得を選択します。
    4. フィールドの設定: F2 キーを押してカウンターに設定します。
    5. フィールドを 5 に設定します (請求書の日付は 5 番目の列です)。
    6. [変数に割り当てる]ドロップダウン リストで、vInvoiceDate を選択します。
    7. [保存] をクリックします。
  12. ステップ 11 を繰り返し、2 番目の オブジェクト クローニング コマンドを追加して、請求書金額をキャプチャします。
    1. ステップ 11a および 11b を繰り返し、ステップ 11c で、値を 6 に設定します。
    2. ステップ 11d で、変数に割り当てる場合は、vInvoiceAmount を選択します。
  13. [コマンド] タブで、Variable Operation コマンドを選択し、vInvoiceAmount を抽出するために追加された オブジェクト クローニング コマンドの下にドラッグします。
    1. [変数を指定]ドロップダウン リストで、vInvoiceDate を選択します。
    2. [$vInvoicEdate$ の値を指定する]フィールドで、"$vInvoiceDate$" を挿入します (引用符を含む)。
    3. [保存] をクリックします。
  14. 新しいブラウザ ウィンドウで、http://botstore.automationanywhere.com に移動します。Look Back Currency ConversionBot (ループバック通貨換算) を検索、ダウンロード、インストールします。
  15. [コマンド]タブから [タスク]コマンドを展開 (+) して一連の[タスク]コマンドを開きます。
    1. [タスクの実行] コマンドをクリックして、Variable Operation の下にあるアクション リストにドラッグします。
    2. [参照] をクリックして LookBackCurrencyBot_Subtask.atmx を選択します。
      マシンのファイル位置を探すには、次のパスを検索します。C:\Users\<Your User Account>\Documents\Automation Anywhere Files\Automation Anywhere\My Tasks\Bot Store\Look Back Currency Conversion-Automation Anywhere\My Tasks
    3. [変数] オプションをクリックして、メインタスク変数からタスク変数の実行に値をマッピングします。クイック マップを使用するか、[+ 追加]を使用して、欠落している変数を追加します。
      メイン タスクの変数 Run Task の変数
      vInputCurrency vInputCurrency
      vOutputAmount vOutputAmount
      vOutputCurrency vOutputCurrency
      vResult vResult
      vInvoiceDate vCurrencyDate
      vInvoiceAmount vInputAmount
    4. [保存] をクリックします。
  16. [コマンド] タブから、Variable Operation コマンドを選択してアクション リストにドラッグします。
    1. [変数を指定]ドロップダウン リストで、vTableRow を選択します。
    2. [$vInvoicEdate$ の値を指定する]フィールドには、次のように入力します。$Counter$-1
      vTableRow は、カウンターよりも 1 つ値を下げる必要があります。これにより、0 ベースの列カウントを使用する HTML テーブル上のダイナミックな DOMX パスと連動します。
    3. [保存] をクリックします。
  17. [コマンド] タブから、タスクを実行 コマンドを選択して オブジェクト クローニング コマンドの下にあるアクション リストにドラッグします。
    1. オブジェクト クローニング ウィンドウで、[Automation Anywhere ラボ - 通貨換算 - Google Chrome] を選択します。ターゲット ブラウザ セッションが自分のウィンドウで開いていることを確認します。
    2. オブジェクト クローニング ウィンドウが開いた状態で、[キャプチャ] ボタンをクリックして長押しします。マウスの左ボタンを押したまま、赤い境界線が点滅するまで通貨換算ページで支払い額$ (最初の入力フィールド) をハイライト表示します。ボタンを放します。
    3. [実行するアクションを選択]ドロップダウン リストから、[インデックス別にセル テキストを取得]を選択します。
    4. [検索条件を選択]セクションで、DOMXPathHTML タグ、および HTML タイプを除くすべてのフィールドの双眼鏡アイコンを選択します。
    5. DOMXPath 値の [値] フィールドをダブルクリックします。既存の値を削除して入力: /html/body/main[1]/div[1]/table[1]/tbody[1]/tr[$vTableRow$]/td[6]/input[1]
    6. [実行するアクションを選択]ドロップダウン メニューで、[テキストの設定]に値を設定します。
    7. [設定するテキスト]フィールドで [F2] を押し、vOutputAmount を選択し、[挿入] をクリックします。
    8. [保存] をクリックします。
  18. オブジェクト クローニング ウィンドウが開いた状態で、[キャプチャ] ボタンをクリックして長押しします。マウスの左ボタンを押したまま、赤い境界線が点滅するまで通貨換算ページで送信ボタンをハイライト表示します。ボタンを放します。
    1. [実行するアクション] ドロップダウン リストから、左クリック を選択します。
    2. [保存] をクリックします。
  19. Bot を保存して、[実行] をクリックします。