文字列操作コマンド
- 最終更新日2020/09/28
文字列操作コマンド
[文字列操作] コマンドは、テキスト文字列を操作したり、文字列の一部を抽出して変数に保管したりするために使用します。
概要
[文字列操作] コマンドは、テキスト文字列をキャプチャして操作したり、E メール、Web サイト、またはアプリケーション ウィンドウからテキスト ブロックの一部を抽出したりするために使用します。ユーザーはこのコマンドを使用して、特定のフレーズの文字列の検索、2 つの文字列の比較、大文字または小文字への文字列変換、文字列の長さの取得を実行できます。結果の要素はリスト変数に保管されます。
詳細については、「文字列の自動処理: 文字列操作コマンドを使用して文字列の操作と抽出およびタスクの自動化を行う方法」コース (Automation Anywhere University: RPA Training and Certification (A-People login required) に掲載) を検索してください。
- Before/After
- 論理演算子を使用して、抽出するテキストの範囲を指定します。
- ソース文字列を指定します。
- コマンドを細かく指定するには [Before] と [After] のテキスト フィールド、論理演算子を使用します。
- AND: [Before] と [After] の両方の条件を満たします。
- OR (デフォルト): [Before] と [After] のいずれかの条件を満たします。
- 抽出する文字数をテキスト フィールドに入力します。
- 任意: [トリム] チェックボックスをオンにすると、抽出されたテキストから空白スペースが削除されます。
- 任意: [Enter を削除] チェックボックスをオンにすると、抽出テキストから段落の間隔が削除されます。
- 一致する検索結果が見つからない場合は、[ソース文字列] または [空の文字列] ラジオ ボタンのいずれかを選択して、戻り値のアクションを指定します。
- 出力を [変数] に割り当てます。
- 比較
- 2 つの文字列を比較して、True または False の値を返します
- [文字列 1] と [文字列 2] を指定します。
- 対象を細かく指定するには、[大文字と小文字を区別] チェックボックスを選択します。
- 出力を [変数] に割り当てます。
- 検索
- ソース文字列内に存在する部分文字列を見つけます。
- 大文字と小文字を区別: このチェックボックスを選択して範囲を絞り込みます。
- 正規表現: [検索] フィールドに正規表現を含める場合は、このチェックボックスをオンにします。たとえば、ソース内のすべての E メール アドレスを検索するには、正規表現として次を指定します:
\b[A-Z0-9._%-]+@[A-Z0-9.-]+\.[A-Z]{2,4}\b
- 結合
- ソース文字列と区切り文字を定義して、リスト変数のすべての個別の要素を結合します。
- 長さ
- ソース文字列を指定して文字列の長さを取得します。
- 小文字
- ソース文字列を小文字に変換します。
- 置換
- ソース文字列の一部を指定の文字列に置き換えます。
- 任意: 開始文字位置を指定します。
- 任意: 置換する回数を指定します。
- [大文字・小文字を区別する] チェックボックスを選択し、範囲を絞り込みます。
- 文字列に正規表現を含める場合は、[正規表現] チェックボックスをオンにします。
- 出力を変数またはクリップボードに割り当てます。
- 反転
- 指定したソース文字列を反転させます。
- 分割
- ソース文字列を分割します。
- ソース文字列を指定します。
- 制限: 任意: 区切り文字を指定します。
- 大文字と小文字を区別: このチェックボックスを選択して範囲を絞り込みます。
- 部分文字列
- 部分文字列を取得します。
- ソース文字列を指定します。
- [開始値] (最小値 = 1) を指定します。
- 任意: 文字列の [長さ] (最小値 = 0) を指定します。
- 任意: ドロップダウン メニューから選択した変数に出力を割り当てます。
- トリム
- 指定されたソース文字列から空白とスペースを削除します。
- 大文字
- ソース文字列を大文字に変換します。