ディクショナリ型変数
- 最終更新日2020/05/06
ディクショナリ型変数
ディクショナリ型変数は、各キーが値にマップされるキーと値のペアのコレクションです。これは、各単語が対応する定義または説明を持つディクショナリのエントリに似ています。キーは単語に似ており、値はその定義です。
キーや値は、ディクショナリ内では (ループ、コマンド、パラメーター、MetaBot などで) 文字列が使用されている場合に使用することができます。
下表には、MetaBot ロジックからデータを受信、またはここにデータを送信するときに使用されるディクショナリ変数が示されています。
ディクショナリ変数型を使用 | 説明 |
---|---|
配列 |
ディクショナリ変数内の単一の要素です。 たとえば、$book("page1")$ の場合、"book" がディクショナリ変数名および "page1" はキーで、その値は配列からデータを受信、またはここにデータを送信するときに使用します。 |
リスト: | 特定のキーによって示された、ディクショナリ変数内の単一の要素です。 たとえば、$book("page1")$ の場合、"book" がディクショナリ変数名および "page1" はキーで、その値はリストからデータを受信、またはここにデータを送信するときに使用します。 |
ディクショナリ |
完全なディクショナリ変数です。 たとえば、「$book$」の場合、「book」がディクショナリ変数名です。 |
ディクショナリ キーの規則:
- 大文字と小文字が区別されない
- 各ディクショナリ変数は一意である
- スペース以外に最低 1 つの文字がある
- 文字列または値変数を使用して参照できる場合がある
- ドル記号 ($) は使用できない
- 先頭または末尾にスペースは使用できない
サポートされている変数マネージャーの操作:
CSV ファイルの規則:- キーを追加
- キーおよび値のペアを追加
- キーを編集
- キーの値を編集
- キーおよび関連付けられた値を削除
- キーを削除
注:
- 新しい値を持つ同じキーがディクショナリ変数に追加された場合、保存すると以前の値は新しい値に上書きされます。
- ディクショナリ変数は、タスク Bot 間で渡すことはできません。
- キーがない、またはキーが空白のエントリは、初期化プロセス時に自動的に削減されます。
- ファイル拡張子は .csv である
- 1 行に付き 1 つのキーおよび値のペアを使用する
- キーの先頭または末尾にスペースがある場合は、ディクショナリ変数の保存時に削除される
- 同じキーが複数回使用されている場合は、最後に処理された値のみがキーに割り当てられる
- 値は複数の行で使用されている場合は、二重引用符で囲む必要がある
- 値にカンマが含まれる場合は、2 つの二重引用符で囲む必要がある
- 値のなかのテキストに二重引用符が付いている場合は、値にはスペースを使用せずに二重引用符を付ける。たとえば、「He said,"I have to go!", and disappeared in a flash」の場合は、「"He said,""I have to go!"", and disappeared in a flash."」と表示される。
次のリストには、.csv の処理時に関するエラー条件が一覧化されています。処理が次の行に進むときは、関連する行番号と共にエラーが記録されます。
- キーのない行
- キーにスペースのみを使用した行
- カンマがなくてキーのみを使用した行
- キーは null 値としてディクショナリ変数に追加
複数のカンマを使用した行
- キーおよび値のペアとして 2 番目のカンマの前のテキストが入力され、残りのテキストは無視されます。
- キーは null 値としてディクショナリ変数に追加
注:
既存のディクショナリの再初期化に失敗した場合は、ディクショナリの以前のキーおよび値データが保持されます。