災害復旧導入モデル
- 最終更新日2020/05/05
災害復旧導入モデル
災害復旧 (DR) 導入モデルでは、地理的領域に分散された高可用性 (HA) クラスターを使用します。
災害復旧 (DR) は、2 つの高可用性 (HA) データセンターを地理的に離して設定する方法です。単一の場所に設定された HA と比べて、この設定の利点は、ローカルな災害が発生した場合に、物理的に離れたデータ センターが最小限のダウンタイムで機能を再開できることです。
この例では、すべてのサーバーに HA 冗長性が備わってます。PostgreSQL サーバーや Subversion (SVN) サーバーなど、すべてのデータ センター コンポーネントに HA 冗長性が必要とされるわけではありません。これらのいずれかで障害が発生した場合の Bot のサポートについては、「グレースフル デグラデーション」をご覧ください。
注: Automation Anywhere はストレッチ クラスターをサポートしていません。すべての HA クラスター ノードが同じ場所に構成されていることを確認します。さまざまな DR サイトに配置されている単一の HA クラスター内にノードを構成しないでください。プライマリ DR サイトで HA クラスターを 1 つ構成し、セカンダリ DR サイトでもう 1 つの HA クラスターを構成します。
Automation Anywhere 環境での災害復旧の場合
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2 つ目の Control Room HA クラスターを、地理的に離れた場所にある別のデータ センターに導入します。
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プライマリ サイトで障害が発生した場合は、手動で災害復旧を実行します。「災害復旧のフェールオーバー ステップに関する概要」をご覧ください。
注: バックアップ サイトへのフェールオーバーが発生すると、プライマリ サイトで行われた直近の変更が失われる場合があります。
利点: データ センターの停止や損失に直面したときにビジネスの継続性が確保されます。
欠点: 運用上の負担が増えます。