SAP リモート ファンクション コールを使用
- 最終更新日2020/05/09
SAP リモート ファンクション コールを使用
Automation Anywhere Enterprise は、SAP 内でリモート関数の呼び出しを実行するコマンド ノードを提供します。これによって、データを BAPI へ送信する、または BAPI からの値を異なる変数として保管することが可能になります。リモート関数の呼び出しには、関数の作成、関数の呼び出し、データの設定、データの取得が含まれます。
注: リモート ファンクション コールを使用するユーザーは、値の割り当てに使用する変数が複雑なプロセスで利用されるため、BAPI に関する知識があることをおすすめします。
リモート ファンクション コールを使用するには、次の手順に従います。
手順
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SAP 統合コマンド ノードを展開し、[リモート ファンクション コールを実行] コマンドをダブルクリックします。
[SAP 統合] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [セッション名] フィールドにセッション名を入力します。
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[関数を作成] オプションを選択した場合:
- [関数エイリアス名] フィールドに、使用する SAP 関数名を入力します。
-
[BAPI 名] フィールドに、使用する BAPI 名を入力します。
または、
[選択] をクリックし、[BAPI マネージャー] ダイアログ ボックスから BAPI を選択します。
- [シーケンスを開始] オプションを選択し、プロセスの開始点をマークできます。
-
[関数を呼び出す] オプションを選択した場合:
- 使用する関数名を [関数の作成] に入力し、[関数エイリアス名] フィールドに呼び出します。関数の呼び出しオプションの複数のインスタンスを使用し、プロセスのさまざまな関数を呼び出せます。これらのインスタンスは、自動化するタスクに対応する順序で使用する必要があります。
- [シーケンスを終了] オプションを選択し、プロセスの終了点をマークできます。
- [トランザクションにコミット] を選択し、プロセス中に行われた変更をコミットできます。
-
[データを取得]オプションを選択します。
[データを取得] 機能を使用して、フィールド、テーブル、および構造フォーマットで利用できる BAPI 結果を取得できます。取得に使用するフォーマットに従って、テーブル、関数、構造、メモリ、変数、および CSV に取得した値を保存することができます。
表 1. 次のオプションが [データを取得] に使用できます。 オプション サブオプション フィールド テーブル 関数
構造テーブル メモリ 変数
CSV構造 メモリ 変数
CSVGet や From セクションで選択したオプションに基づき、関連するオプションが表示されます。 -
[Set Data] オプションを選択して、入力値を BAPI 関数にポストします。
入力パラメーターは、SAP 内のフィールド、テーブル、構造の形式で保存できます。次のオプションが選択できます。
- フィールド
- テーブル
- 関数
- 構造
- テーブル: フィールドにテーブル エイリアス名を指定します。
- 構造: フィールドに構造エイリアス名を指定します。
- フィールド
- [保存] をクリックします。