バージョン 11.3.3.1 リリースノート

このリリース ノートでは、バージョン 11.3.3.1 Automation AnywhereControl RoomEnterprise クライアントBot Insight で導入された新機能、変更された機能、修正された機能、既知の制限事項について説明します。

新機能

このバージョンでは Control Room に関して導入された新機能はありません。

このバージョンでは Bot Insight に関して導入された新機能はありません。

Enterprise クライアント の新機能
機能 説明
SAP でタスクを自動化しながらスクリプトを実行して行を選択する 新しく追加されたアクション。スクリプトを実行行を選択 によって、スクリプトを実行し、グリッドで行を選択できます。

変更された機能

このバージョンの Control Room で変更された機能はありません。

このバージョンの Bot Insight で変更された機能はありません。

Enterprise クライアント の変更された機能
機能 説明
E メール オートメーション コマンドで添付ファイルをダウンロードする (Zendesk #222941) E メール オートメーション コマンドで すべてのメッセージを取得 オプションを使用して、数値の接尾辞が付いた同じファイル名を持つ複数の添付ファイルをダウンロードできるようになりました。ただし、ファイル名と拡張子が同じで大文字と小文字は異なる添付ファイルが、選択したフォルダーにすでに存在していることが条件となります。

修正された機能

Control Room の修正された機能
Zendesk チケット ID 説明
235097 スケジュールの 開始時刻12:00 AM に設定されている場合、スケジュール設定された Bot は正しい 次の発生時刻 を設定するようになりました。スケジュール設定された Bot が実稼働環境で稼働し、停止しなくなりました。
234140 開始時刻終了時刻 の間でスケジュールを非アクティブ化してからアクティブ化し、スケジュールの日がスケジュールの 開始日 の日と異なる場合、スケジュール時刻 は正しく機能し、次の発生時刻 を変更しなくなりました。
203700 Control Room を指定して Oracle Database をインストールすると、終了時刻が N/A である不明なレコードが 過去のアクティビティ ランディング ページの最後に表示されるようになりました。
- -

IQ BotControl Room が同一マシンまたは別々のマシンにインストールされている場合、IQ Bot がインストールされているマシンが再起動した後で、IQ Bot が正常に認証し、エラーなしでログイン ページにリダイレクトされるようになりました。

215273, 216405, 240850 Automation Anywhere Control Room Caching が再起動された場合も、例外を発生させずに Bot を正常にアップロードできるようになりました。
- - Bot Store のトークンが 7 日後に期限切れになる場合に、セッションの期限が切れたことを示すメッセージが Bot Store のログイン ページに表示されます。同じ資格情報を使用して Bot Store に再ログインできるようになりました。
- - スケジュール管理 を使用して設定されたスケジュールが、指定された時刻に 2 回ではなく 1 回だけ実行されるようになりました。
225393 次のプロパティのデフォルト値が 5 に変更されました。
org.quartz.scheduler.batchTriggerAcquisitionMaxCountproperty 
この値が大きいほど、起動が効率的になります。このプロパティ値は、一度に多数のトリガーを起動する必要がある状況で増やしてください。

スケジュール トリガー機能を強化するには、同時に起動するよう設定されているスケジュール トリガーの数に基づいてデフォルト値を変更することもできます。「トリガーを効率的にスケジュール設定するプロパティ」をご覧ください。

Enterprise クライアント の修正された機能
Zendesk チケット ID 説明
-- atmx ファイルの 時刻を選択 オプションは .vlgx ファイルのみを表示するようになりました。
-- オブジェクト クローニング コマンド内の セルをインデックスで選択 オプションでは、指定された行と列がテーブルに存在しない場合にエラー メッセージが実行時に表示されるようになりました。
243772 エラーや例外を発生させずに、提供された PDF で PDF 統合 コマンドを実行できるようになりました。
00331858 リモート デスクトップ プロトコル (RDP) ポートをデフォルト値 (3389) からカスタム値に変更した場合も、RDP 接続を構築することで Bot を実行できるようになりました。
-- ABBYY OCR エンジンは、OCR ベースの画面の GetText オペレーションを MetaBot で使用するときにリソースを解放していませんでした。ABBYY OCR エンジンは、OCR オペレーションを MetaBot で完了した後でリソースを解放するようになりました。
130162 MetaBot ロジック はコマンドのタイトルではなく、画面のタイトルのみを参照するようになりました。コマンドのタイトルを使用する MetaBot ロジック の既存のコマンドは、画面のタイトルを使用するようアップデートしてください。
235147 XML ファイルとして保存 オプションは、If Else If Else コマンドを任意の条件とともに含んだタスクをエクスポートするようになりました。エクスポート 関数は、Else If コマンドがタスク内で使用可能な場合に他のコマンドをスキップしなくなりました。
199670 実行時間ウィンドウをフリーズさせずに、Enterprise クライアントControl Room の両方から 2 つのタスクを同時にスケジュール設定できるようになりました。2 つのタスクがスケジュール設定されている場合は、優先度の高い方のタスクが最初に実行され、それが完了すると、優先度の低い方のタスクが実行され、完了します。
175395 レポートデザイナー 内の ビジュアル ログ オプションでは、アプリケーションがメモリを増加させず、メモリ不足 エラーでクラッシュしなくなりました。
162674 複数のフォルダー トリガーファイル アクションは、フォルダー パスが同じフォルダー階層にある場合に正しく動作するようになりました。
138741、240499、240758 Enterprise クライアント バージョン 11.3.3.1 プレーヤーの実行は、Microsoft Excel が開いている間、一次ファイルの生成時に未処理の .Net エラー をスローしなくなりました。
105042、191276、192718、193615、194656、195527、204011、215436、222518 Windows 10 では、ウィンドウ タイトル ベースのすべてのコマンドのターゲット アプリケーションに関連した NONE Key の問題が Enterprise クライアント バージョン 11.3.3.1 で解決されました。

ターゲット アプリケーションが正常に動作しない」をご覧ください。

- - REST Web サービス コマンドでは、資格情報変数 を使用した後で、ローカル変数とテキストを リクエスト ] ヘッダー の他のローカル変数とともに F2 で追加できるようになりました。
-- SAP圧縮/解凍PGP端末エミュレーターE メールを送信Automation Anywhere などのサード パーティ Integration コマンドは、必要なプライマリ相互運用機能アセンブリ (PIA) 再配布可能 パッケージを持たないマシンまたは新しく構成された仮想マシン (VM) で正常に動作するようになりました。
-- Bot Store パッケージを作成するときに、1 つまたは複数の .atmx タスクを手動指定の依存関係として ワークベンチ を使用する独自のタスクで追加しようとすると、検証メッセージが表示され、アクションを完了できなくなりました。
-- Bot Store を作成して保存した後で、zip ファイルにアクセスするために 開く をクリックすると、フォルダーの場所で作成された zip ファイルが強調表示されるようになりました。
-- ディクショナリ変数からなるコマンドを実行すると、csv ファイルがエディターで開いたままになっている場合でも、ファイルが有効な値とともに正常に読み込まれます。
-- F2 キー オプションを使用して新しいキー値を挿入するときに、ディクショナリ変数のキー参照が括弧 ( および ) を正しく維持するようになりました。
Bot Insight の修正された機能
Zendesk チケット ID 説明
-- ビジネス情報 ダッシュボードでは、ビジネス ダッシュボード メニューに表示されるアクティブ リンクによって各ビジネス ダッシュボードにリダイレクトできるようになりました。
-- データ プロフィール メニューの データ タイプ フィールドに、タイムスタンプ形式の変数が表示されるようになりました。
-- Automation Anywhere バージョン 11.3.1.1 から Automation Anywhere バージョン 11.3.2.1 にアップグレードすると、ビジネス情報 CoE ダッシュボードが正常に表示されます。

セキュリティ上の修正

このバージョンではセキュリティ上の修正はありません。

廃止予定の機能

このバージョンでは廃止予定の機能はありません。

既知の制限事項

Control Room の既知の制限事項

複数の IP が 1 つのサーバーに割り当てられている場合、Control Room は正しく動作しません。デュアル IP サーバー環境で作業するには、cluster.properties ファイルの次のタグでローカル IP として使用する IP を手動で定義して、サービスを再起動する必要があります。

ignite.local.static.ip=<Primary static IP server>
注: cluster.properties ファイルを更新するには完全なダウンタイムが必要となるため、Automation Anywhere Enterprise のすべてのクライアントは接続解除されており、スケジュールのトリガーは発生しません。