トリガー
- 最終更新日2020/04/16
トリガー
トリガーを使用すると、新しいウィンドウを開いたり、特定のファイルを作成したりするなど、コンピューターで発生したイベントに応じてタスクを自動的に実行できます。
Automation Anywhere は、以下のタイプのトリガー イベント (アクションとも呼ばれます) をサポートしています。
- ウィンドウ
- ウィンドウ トリガーは、アプリケーション ウィンドウに対するアクションに応じて自動タスクを起動します。Automation Anywhere には、開いているアプリケーションのリストが表示され、リストは随時更新されます。トリガー イベントとして選択できるオプションは次のとおりです:
- アプリケーション ウィンドウを開くとき
- アプリケーション ウィンドウを閉じるとき
- ファイル
- ファイル トリガーは、ファイルに対するアクションに応じて自動タスクを起動します。トリガー イベントとして選択できるオプションは次のとおりです:
- 新しいファイルを作成するとき
- 既存のファイルを削除するとき
- ファイル名を変更するとき
- ファイルを変更するとき
- フォルダー
- フォルダー トリガーは、コンピューター上のフォルダーに対してイベントが影響を与えたときに、自動タスクを起動します。トリガー イベントとして選択できるオプションは次のとおりです:
- フォルダー内に新しいファイルを作成するとき
- フォルダーから既存のファイルを削除するとき
- フォルダー内のファイル名を変更するとき
- 新しいフォルダーを作成するとき
- 既存のフォルダーを削除するとき
- フォルダー名を変更するとき
- フォルダーを変更するとき
- パフォーマンス
- パフォーマンス トリガーは、指定したコンピューター リソースの条件が満たされると、自動タスクを起動します。トリガー イベントとして選択できるオプションは次のとおりです:
- コンピューターの CPU 使用率が、指定したレベル (%) に達したとき
- ディスクの空き容量が、指定した容量 (MB) に達したとき
- 実行中のプロセスの数が、指定した数に達したとき
- プロセス
- プロセス トリガーは、システム プロセスの開始または停止に応じて自動タスクを起動します。トリガー イベントとして選択できるオプションは次のとおりです:
- プロセスの実行開始時
- プロセスの実行停止時
- サービス
- サービス トリガーは、システム サービスがアクションを起こすと、自動タスクを起動します。トリガー イベントとして選択できるオプションは次のとおりです:
- サービスの実行開始時
- サービスの実行停止時
- サービスの実行再開時
- サービスの一時停止時
- E メール メッセージ
- E メール メッセージ トリガーは、指定した E メール アカウントでのメール受信に応じて自動タスクを起動します。メール サーバーで新着 E メール メッセージのトリガーを指定するには、次を指定します:
- ホスト名
- ポートの詳細
- ユーザー名
- パスワード
- 新着メッセージを確認する時間間隔
- E メール アカウントで SSL を使用している場合は、[サーバーは安全な接続 (SSL) を使用] をオンにします。
トリガーの使用に関する推奨事項
Automation Anywhere は、トリガーを使用してタスクを実行する際に、次のガイドラインに従うようおすすめします。
- ロックされたコンピューターでタスクを実行している場合は、自動ログイン機能がトリガーされたときにコンピューターをロック解除します。
- タスクをトリガーしたファイル、フォルダー、またはウィンドウの名前を返すトリガー アクションに、システム変数を割り当てます。
注:
- ログオフ状態のマシン上ではトリガーは機能しません。ただし、自動ログインが有効になっている場合、マシンがロック状態のときにトリガーを実行できます。
- トリガーは Enterprise クライアント のローカル インスタンスでのみ適用されます。
- トリガーはタスクとともに Control Room にアップロードされないため、展開できません。