バージョン 11.3.5.1 リリース ノート

Automation AnywhereControl RoomEnterprise クライアントBot Insightバージョン 11.3.5.1 で導入された新機能、変更された機能、修正された機能、セキュリティ上の修正、既知の制限事項について説明します。

重要: システムにアクティブなスケジュールが存在していて、バージョン 11.3.5.1 のパッチをインストールすると、インストール後に既存のスケジュールがすべて消えます。この問題を回避するには、 バージョン 11.3.5.1 をインストールする前に追加の手順を実行する必要があります。11.3.5.1「Control Room のアップグレード」セクションを参照してください。

バージョン 11.3.5.1 をすでにインストールしていて、アクティブなスケジュールが存在しなくなった場合は、次の資料を参照して、スケジュールを取り戻す方法を確認してください。Scheduled bots disappear after upgrading Control Room to 11.3.5.1 (A-People login required)

新機能

Control Room
ログイン ページのバナー テキストの設定

Service Cloud ケース ID00453389

安全な環境で法的保護を提供することを目的として、管理者ユーザーは、Control Room および Enterprise クライアント のログイン画面に表示されるバナーテキストを設定できます。ユーザーは、Control Room からこの設定を有効または無効にできます。

ログイン バナーの設定

LDAP チャネル バインドのサポート

Control Room は、Microsoft のセキュリティ リリースに準拠するため、LDAP チャネル バインドをサポートしています。LDAP チャネル バインドは、Active Directory とそのクライアントとのネットワーク通信のセキュリティを強化します。SSL および TLS でより安全な LDAP 認証を提供します。

LDAP チャネル バインドの構成

WLM キューのエクスポートまたはインポート

Zendesk チケット ID: 109568

AAE_Queue_Admin ロールを持つユーザーは、Control Room の一般設定、所有者、参加者、コンシューマー、作業項目 構造、作業項目 などのエンティティとともに、ワークロード キューをエクスポートまたはインポートできるようになりました。作成済みのキューは、Control Room で手動で作成しなくても、環境間で再利用できます。

キューのエクスポートまたはインポート

Bot Insight
Microsoft の Power BI デスクトップの Power BI コネクター部分

Bot InsightAutomation Anywhere コネクターは、Microsoft Power BI Desktop August リリースの認定を受け、正式にその一部となりました。

Power BI 用データコネクタ

スケジュールされたデバイス情報を取得するための API
/v2/botinsight/data/api/getdevicescheduleinfo API が利用可能になり、デバイス固有のメトリックを取得できるようになりました。この API は、次の情報を提供します。
  • デバイスがスケジュールされた回数
  • デバイスで実行されている Bot の詳細

Bot Insight API の詳細

変更された機能

Control Room
クライアントアプリケーション設定での除算の小数点以下桁数の設定

Control Room で除算の小数点以下の桁数を設定できるようになりました。0~16 の範囲で小数点以下の桁数を設定できます。デフォルト値は 4 です。

Enterprise クライアントControl Room でのアプリケーションの設定

RDP での Bot のデプロイ時の画面解像度の設定

Service Cloud ケース ID00452025

RDP でのすべて