テスト

Bot タスクは十分にテストすることが必要です。

テストは Bot の開発に必要な手順です。すべての Bot タスクを十分にテストしてから実稼働環境に導入します。この目的は既知のエラーを識別して修正し、予期しないイベントによって Bot に障害が発生することを防ぎます。Bot がテストをパスしなかった場合は、次の操作を実行します。

  • エラーを修正する

  • エラー処理プロセスを実行する

Web の Bot のエラー処理

ブラウザ ベースのアプリケーション向けの Bot の作成では、要件が変わっていく場合があります。Web ページの変更により、Bot に障害が発生することがよくあります。Bot が予期しているとおりに Web ページが表示されないと、エラーが発生する場合があります。Bot が正常に稼働するために重要なのは、予期しないイベントの予測と処理です。

ネットワーク接続に依存する Bot を作成する場合は、ネットワーク接続の問題に適切に対応するための手順を必ず組み込んでください。Web ブラウザと連動する Bot は、障害のためにブラウザがターゲット ページを読み込むことができない場合、その状態に対して適切に対処する必要があります。

たとえば、Web サイトからファイルをダウンロードする Bot について考えてみます。ダウンロード リンクをクリックすると、Bot はダウンロード プロンプトがブラウザに表示されるまで 15 秒待機します。Botウィンドウが閉じるまで待機コマンドを使用して、[名前を付けて保存]ダイアログが表示されることを判断します。