Enterprise 10 から Enterprise 11 Control Room への API データの移行
- 更新日 2020/05/12
Enterprise 10 から Enterprise 11 Control Room への API データの移行
表示と移行の管理のロール権限を持つ Control Room の管理者は、移行 API を使用して Enterprise 10 から最新の Enterprise 11 の Enterprise Control Room にデータを移行できます。
移行 API では、次の操作を実行できます。
- 接続設定を 10.x Control Room データベースに保存/更新します
- 利用可能な場合は、接続設定を 2.x Bot Insight データベースに保存/更新します
- ロール、ユーザー、Bot に基づきデータを移行するためのオプションを指定します
- 移行に指定されたオプション (ロール、ユーザー、Bot) に基づきデータのリストをフェッチします
- 移行の進行状況の概要を表示します
- 移行に付き成功/失敗したエンティティ数の移行統計を表示します
- 移行後に、10.x Control Room から新規および更新された Bot のリストをフェッチします
- マイ ドキュメント フォルダーの移行後に、10.x Control Room から一括してファイルを移行します
あるいは、管理 > 移行モジュールの移行ウィザードを使用して、Control Room ユーザー インターフェースからデータを移行します。詳細は「移行の概要」を参照してください。
注: このトピックで示す例は、あくまでも参考用です。
API エンド ポイント
次のエンド ポイントを使用して API にアクセスします。
- 移行プロセスには、<Control Room URL>/v2/migration を使用します
- 移行プロセスの完了後に、10.x Control Room のソースのマイ ドキュメント フォルダーからファイルを移行する場合は、<Control Room URL>/v1/migration を使用します
例:
https://crdevenv.com:81/v2/migration
移行プロセス API
移行 API は、前述のエンド ポイントを使用して 10.x Control Room データを 11.x Control Room へと移行させます。
移行 API にアクセスする前には認証 API を使用し、特定の移行 API を使用するためにトークンとして渡す必要があります。
- POST メソッドで、エンド ポイント http(s)://<hostname:port>/v1/authentication を使用してトークンを生成します。このために、Control Room インスタンスを、サーバー名/ホスト名/IP およびポート番号として指定します。
例: https://crdevenv.com:81/v1/authentication
- 次のリクエスト ペイロードをヘッダーに指定します。
"X-Authorization" : "Authorization token"
"Content-Type" : "application/json"
- 次のリクエスト ペイロードを本文に指定します。
{
"username": "<Username>",
"password": "<Password>"
}
例:
{
"usename": "Ellie.Brown",
"password": "12345678"
}
1. ソースの Control Room データベースに接続します
この API は、接続設定をソース 10.x Control Room データベースに保存および更新します。
- [X-Authorization] パラメーターと [Content Type] パラメーターをヘッダーに指定します。
- 本文に認証情報パラメーターを提供します
- POST メソッドを使用して、エンド ポイント http(s)://<hostname:port>/v2/migration/connection で 10.x Control Room データベースに接続します
例: https://crd