変数を再初期化

ユーザー変数を作成して自動化タスク内で使用する場合、ユーザー変数は、使用するたびに再初期化する必要があります。

次のすべてのタイプのユーザー変数で再初期化できます。

  • 値変数 (テキスト タイプからのみ読み取られます)
  • リスト変数
  • 配列変数
  • ランダム変数

値変数の再初期化

値型変数を再初期化するには、次の手順に従います。

  1. ワークベンチで、[Variable Operation] コマンドをドラッグしてタスクにドロップします。
  2. [ユーザー変数] オプションを選択します。
  3. [変数を指定] の下で、再初期化する変数を選択します。
  4. [再初期化] ラジオ ボタンを選択します。
  5. [値を指定] フィールドで、変数の値の再初期化に使用する新しいテキスト ファイルを参照して選択します。
  6. [保存] をクリックします。この変数の以前の値がすべて上書きされます。

リスト変数の再初期化

リスト型変数を再初期化するには、次の手順に従います。

  1. ワークベンチで、[Variable Operation] コマンドをドラッグしてタスクにドロップします。
  2. [ユーザー変数] オプションを選択します。
  3. [変数を指定] の下で、再初期化する変数を選択します。
  4. [再初期化] ラジオ ボタンを選択します。
  5. [値を指定] フィールドに新しい値を入力するか、新しいテキスト ファイルを参照して設定します。
  6. [保存] をクリックします。

割り当てられるのは、指定された新しい値のみです。この変数の以前の値がすべて上書きされます。

配列変数の再初期化

配列変数を再初期化する場合は、いくつかの選択肢があります。

配列型変数を再初期化するには、次の手順に従います。

  1. ワークベンチで、[Variable Operation] コマンドをドラッグしてタスクにドロップします。
  2. [ユーザー変数] オプションを選択します。
  3. [変数を指定] の下で、タスクに定義されたユーザー変数のリストから、配列変数を選択します。変数型とソースが表示されます。
  4. [再初期化] ラジオ ボタンを選択します。
  5. 新しいディメンションを指定します。たとえば、「行 2、列 2」などです。F2 ファンクション キーを押し、変数を選択して、ここに挿入するその他の変数を指定することもできます。
  6. [値を指定] フィールドに値を入力するか、F2 ファンクション キーを押して別の変数を挿入します。
  7. [保存] をクリックします。

制限および使用に関するルール:

  • 行と列が数値の場合は、[値を初期化] ボタンを使用して、新しい値を挿入できます。この場合は、配列の構造と値の両方が完全に再定義されます。
  • 配列のソース タイプが Excel の場合は、行、列、範囲の全体、またはすべてのセルを再初期化できます。
  • 配列のソース タイプが Excel または CSV ファイルの場合は、再初期化の際にパスを指定する必要があります。

  • [ファイルを開く] オプションは、有効なファイル パスを指定したときにのみ有効になります。
  • 配列のソース タイプがデータベースの場合は、新しいデータベースへの接続プロパティとその SQL クエリを指定できます。

ランダム変数の再初期化

ランダム変数を再初期化するには、次の手順に従います。

  1. ワークベンチで、[Variable Operation] コマンドをドラッグしてタスクにドロップします。
  2. [ユーザー変数] オプションを選択します。
  3. [変数を指定] の下で、再初期化する変数を選択します。
  4. [再初期化] ラジオ ボタンを選択します。
  5. [値を指定] フィールドに、数値の範囲または文字列の新しい値を指定します。
  6. [保存] をクリックします。この変数の以前の値がすべて上書きされます。

ユース ケース シナリオ

例 1:

タイプ: ソースの一覧表示: テキストから読み取って再初期化

  1. コメント: 変数型を再初期化: ソースの一覧表示: "https://support.automationanywhere.com, testing@gmail.com, sales@automationanywhere.com, buynow@automationanywhere.com" という RDlsttxt を含むテキスト ファイルから読み取ります。
  2. Variable Operation: Reinitialize
    $RDlsttxt$
  3. Start Loop "List Variable
    $RDlsttxt
    quot;
  4. コメント: このループは、4 回実行されます。テキスト ファイル変数から読み取られるリストに 4 つのエントリがあるためです。
  5. コメント: 次のコマンドでは、テキスト ファイルから読み取られたリスト変数によって示されるアドレス ID 宛てに E メールが送信されます。
  6. Send Email: Subject "Automation
    Anywhere finished executing the task." with
    Attachment(s).
  7. Message Box: "Email to
    '$RDlsttxt
    #39; has been sent sucessfully."
  8. End Loop

例 2:

タイプ: 配列ソース: Excel から読み取り

  1. コメント: 配列ソースの再初期化: Web サイトから抽出された CSV ファイルが含まれる Excel ファイル (ArrayExl) を読み取ります。
  2. Variable Operation: Reinitialize
    $ArrayExl$
  3. Variable Operation:
    $ArrayRows($ArrayExl$)$ To $Row$
  4. Start Loop "$Row
    quot; Times
  5. If $Counter$ Equal To (=) "1"
    Then
  6. コメント: Web サイトから抽出された csv のヘッダー タイトルをスキップします。
  7. 続行
  8. End If
  9. Execute SQL Statement: 'Insert
    into Ebayphilosophy (BookTitle,cost) values
    ("$ArrayExl($Counter$,1)
    quot;,'$ArrayExl($Counter$,2)
    #39;)' Session: 'Default'
  10. End Loop