バージョン管理の有効化
- 最終更新日2020/05/12
バージョン管理の有効化
MetaBot Designer にはバージョン管理機能が組み込まれているため、MetaBot ユーザーはさまざまなバージョンの MetaBot を管理し、制御編集を適用できます。
(Enterprise Client - MetaBot Designer バージョン 10.3 の画像)
クライアントで MetaBot のバージョン管理を行うには、Automation Anywhere Control Room でバージョン管理機能を有効にします。
MetaBot でバージョン管理を使用
MetaBot に対する編集を管理するには、バージョン管理を有効にして、新規ファイルの作成、編集のチェックアウト、コメント付きのアップロード、バージョン履歴の表示を行います。
この機能は、Enterprise クライアント の [マイ MetaBot] のリスト ビューで、MetaBot を右クリックすると選択できます。
[アクション] を使用しても同じ操作を実行できます。
右クリックまたは [アクション] を使用して、次に説明された操作を実行します。
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編集: [アップロード済み] または [チェックアウト済み] の MetaBot は、[マイ MetaBot] のリストから編集できます。編集の際は、選択した MetaBot の [アセット] ビューが MetaBot Designer に表示されます。ここで、画面や DLL の追加と記録、ロジックの追加と更新を行うことができます。
Client のローカル リポジトリに新しく作成された MetaBot の場合は、MetaBot 名にプラス記号が付加されます。
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チェックアウト: Control Room リポジトリに既に存在する MetaBot は、編集のためにチェックアウトすることができます。チェックマークは、ファイルが編集のためにチェックアウト済みであることを示します。
MetaBot が編集のためにチェックアウトされた後、このオプション名は [チェックアウトを取り消し] に切り替わります。これにより、チェックアウト済みのファイルに対する直近の更新を取り消すことができます。[はい] を選択して確認します。
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アップロード: 編集後に、MetaBot をコメント付きで Control Room リポジトリにアップロードできます。プレフィックス付きのアイコンや記号が表示されていない場合は、アップロードが成功しています。これにより、Client はバージョン履歴を参照ポイントとして使用できます。また、マイ MetaBot フォルダーからリポジトリに MetaBot をアップロードすることもできます。
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バージョン履歴: MetaBot に対する改訂を表示し、必要に応じて、更新をロールバックできます。これにより、特定の日時に更新を行ったユーザーに関連するアクションを、関連するコメントと共に特定できます。 MetaBot のバージョン履歴の表示
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名前の変更: ローカル リポジトリ内の MetaBot は、チェックアウト済みでない限り、選択して名前を変更できます。MetaBot の名前を変更してリポジトリにアップロードすると、変更前の名前を持つ既存の MetaBot が上書きされます。この場合、バージョン履歴は失われます。「MetaBot の名前の変更」をご覧ください。
- ディスクの場所: 作成した自動タスクに関連付けられている MetaBot を見つけることが必要になる場合があります。
Automation Anywhere MetaBot ファイルには、'.mbot'のファイル拡張子が付いています。
コンピューター上の MetaBot を検索するには、次の手順に従います。
- Automation Anywhere のメイン ウィンドウで、.mbot ファイルの検索先の MetaBot を [マイ MetaBot リスト] から選択します。
- [編集] メニューまたは [アクション] ボタンをクリックして、[ディスク場所] を選択します。ファイル エクスプローラーに MetaBot ファイルが一覧表示されます。
- オートメーションの MetaBot ファイルを見つけます。.mbot の名前は、MetaBot に割り当てた名前と一致します。
- 削除: MetaBot は、チェックアウト済みでない限り、ローカル リポジトリから削除できます。 MetaBot を削除する