ワークロードの概要
- 最終更新日2020/09/28
ワークロードの概要
[ワークロード管理] ページを使用して、オートメーションを論理的な作業項目に細分します。作業項目を同時に処理することによって、時間ベースのサービス水準合意 (SLA) が最適なリソース使用率で満たされるようにします。またチャット アプリケーションと統合させ、ワークロード オートメーションの結果を企業の顧客と共有します。
ワークロード管理を使用することで、ワークロードをワークロード プロセッサ (Bot Runner または人) に効果的に自動分散し、リソース、パフォーマンス、生産性の各レベルを最適化して、企業の SLA を満たすよう Automation Anywhere Enterprise を構成することができます。
前提条件:
開始する前に、ワークロード キューの作成と管理、ワークロード SLA の管理、ワークロード API の操作、組織のチャット アプリケーションを使用したワークロード結果の取得に必要な AAE_Admin、AAE_Queue_Admin、AAE_Pool_Admin の各権限があることを確認します。詳細については、 「分割・制圧: 動力的な作業者に対する自動化の優先方向」コース(Automation Anywhere University: RPA Training and Certification (A-People login required))を検索してください。
ワークロード オートメーションでは、次の手順に従います。
- ステップ 1: ワークロード キューを作成して管理します
- キューは、ワークロード管理 (WLM) の主要構成要素の 1 つです。キューは作業項目からなる 1 つの論理的なグループであり、それら作業項目は、デバイス プールで選択された優先度とキューに設定されている並べ替え基準に基づいて、プールにある個々の Bot Runner によって自動化対象として処理されます。
- ステップ 2: ワークロード SLA を管理します
- [ワークロード サービス水準合意 (SLA)] ページから特定のキュー サイズを処理するのに要するデバイス プールのサイズまたは時間を推定します。
- ステップ 3: API を使用して作業項目を追加します (任意)
- Control Room の既存のキューに作業項目のデータを追加したり、挿入したりするには、ワークロード管理 (WLM) API を使用します。
- ステップ 4: キューに含まれるすべての作業項目のリスト (任意)
- Automation Anywhere は、キューの作業項目のリストを取得できる REST API を提供しています。