リモート デスクトップによる Bot セッション

Control Room からの Bot の実行には、リモート デスクトップ セッションを使用します。

Bot の実行中に [Control Room で Bot Runner セッションを実行] オプションを選択すると、Control Room で、デバイスへのリモート デスクトップ (RDP) セッションが開きます。

同時にサポート可能な RDP セッションの数は、次のように求めることができます。

未割り当てのControl Room メモリを、個々の RDP Client のメモリ使用量で割ります。通常、これは 75 MB です。

35 を超える同時 RDP セッションをサポートするには、次の手順を実行します。

  1. 非インタラクティブ デスクトップ ヒープ サイズに使用可能なメモリの量を手動で増やす必要があります。そのためには、次の Windows レジストリ値を編集します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems

  2. Windows レジストリで、SharedSection オプションを見つけます。次のように変更します。

    SharedSection=A,B,C

    表 1. RDP セッションの SharedSection 設定
    セクション 説明 デフォルト値 (KB) 新しい値 (KB)
    A システム全体のヒープの最大サイズ 1024 1024
    B 各インタラクティブ デスクトップ ヒープのサイズ 20480 20480
    C 非インタラクティブ デスクトップ ヒープのサイズ 768 20480