CoE ダッシュボードを構成する
- 最終更新日2020/12/02
CoE ダッシュボードを構成する
CoE ダッシュボードを構成し、特定情報の表示方法を指定できます。ウィジェットを追加または削除する、ウィジェットを並べ替える、ならびにデフォルトのビジネスの情報を変更して Bot の正しいメタデータを反映させます。
ビジネスの情報タブには、次の情報が表示されます。
- Bot 名: Bot の名前です。
- ビジネス ダッシュボード: [表示] オプションを提供し、Bot 用に公開されたビジネス ダッシュボードを表示します。管理者や RPA スポンサーは、公開されたすべてのダッシュボードを簡単に表示させ、Bot が処理したトランザクションに関する洞察が得られます。「CoE ダッシュボードからビジネス分析ダッシュボードを表示する」をご覧ください。
- フォルダー名: Enterprise クライアント マシンで Bot が保管されている場所です。
- Bot 表示名: [Bot 名] 列で、Bot の元の名の代わりに表示される名前を指定できます。
- プロセス名: Bot を作成するプロセスに名前を指定できます。たとえば、請求書処理、受注から回収、会計調整などです。
- 部門: Bot を作成する部門に名前を指定できます。たとえば、人事、財務、営業などです。
- 単位あたりの節約金額: これは Bot に付き、単位あたりの節約金額を表示する数値フィールドです。このフィールドのデフォルト値は 100 に設定されます。(これは企業が運用する通貨として測定できます)。このフィールドは編集および更新できます。本番環境では、Bot を実行すると節約金額を指定できます。最新の節約金額を反映させるため Bot に機能を追加した際には、値を更新する必要があります。
- 単位あたりの節約時間: これは Bot に付き、単位あたりの節約時間を表示する数値フィールドです。このフィールドのデフォルト値は、10 時間に設定されます。このフィールドは編集および更新できます。本番環境では、Bot を実行すると節約時間を指定できます。最新の節約時間を反映させるため Bot に機能を追加した際には、値を更新する必要があります。
- 単位: リストからオプションを選択し、Bot の ROI の計算方法を指定します。
次のオプションが利用できます。
- 1 時間あたり: このオプションは、Bot の実行時間に基づき ROI を計算します。
- トランザクション数: このオプションは、ダッシュボードに正確な ROI 計算を表示させる設定を行う際に重要です。これは、Bot が処理したトランザクションに基づき ROI を計算します。ベスト プラクティスとしては、Bot を有効にしてすべてのビジネス トランザクションをログに記録します。このオプションは、Bot が処理したトランザクションに基づき ROI を計算します。注: トランザクション数は Bot が処理する記録数を表し、COE ダッシュボードにメトリックとして表示される [ボリューム] とは異なります。[ボリューム] は、すべての Bot が本番環境で処理したレコードの総数です。
単位は、ダッシュボードのウィジェットでトランザクションの合計数、または節約時間の合計数に関する情報を表示するために使用されます。また、プロセス、部門、またはその両方に対して処理された、トランザクション数の特定にも役立ちます。
CoE ダッシュボードを構成するには、次の手順を実行します。