Bot のサービス品質プロパティ
- 最終更新日2019/08/08
Bot のサービス品質プロパティ
Control Room の可用性に関しては、サービス品質 (QoS) という概念が使用されます。
高い可用性を維持するために、Control Room はサービス品質 (QoS) の概念に基づいて設計されています。
受信されるリクエストごとに、次の点が確認され、優先度が割り当てられます。
リクエスト元がデバイスであるかどうか
どのような Control Room の機能 (リポジトリ、設定など) をリクエストしているか
リクエスト元のタイプ
リクエスト元が Bot Creator や Bot Runner ではない場合 (ユーザーが Web ブラウザから Control Room にアクセスする場合など)、これらの API リクエストには高い優先度が割り当てられます。これにより、Control Room が 100% 利用されているときでも、デバイスのステータスの確認や Bot の無効化などの管理機能を確実に実行できます。
デバイスからのリポジトリ リクエスト
デフォルトでは、Control Room リポジトリで並列処理されるデバイス リクエストの数は制限されています。この制限を超えて受信されたリクエストは、先入れ先出し法でキューに配置されます。これに伴うオーバーヘッドはごくわずかです。これにより、CPU とオペレーティング システムがリポジトリ操作のために消費するスレッドを制御できます。
デバイスからの Bot の導入と実行に関するその他のリクエスト
Bot Runner から Control Room に対して、導入や実行プロセスに関連して他のサービスへのリクエストが不定期に発生することがあります。この種のリクエストは、リポジトリ リクエストとは異なり、完了時間がネットワーク容量に影響されません。
デバイスからのセキュリティ トークンの更新
デバイスからのセキュリティ トークンの更新リクエストは、他のデバイス リクエストよりも優先されます。