Amazon Web Services でインストール準備

Control Room のインストールのために Amazon Web Service (AWS) インスタンスを準備するには、次の手順に従います。

前提条件

まだ行っていない場合は、AWS コンソールにログインするための AWS の ID およびアクセス管理 (IAM) ユーザー アカウントを準備します。

次の手順に従います。

  1. Control Room サーバー用の AWS Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンスを作成します。
  2. RDS を使用している場合、SQL Server Enterprise 2014 データベース サーバー用の Relational Database Service (RDS) インスタンスを作成します。
  3. AWS ロード バランサーを次のように設定します。
注: ここに示すインストール手順は、考えられるすべてのシステム要件と構成を考慮に入れたわけではないため、お使いの環境での手順とは異なる可能性があります。Automation Anywhere では、これらの手順がお客様に固有の構成に適合することを保証するものではありません。
AWS インスタンスを準備するには、次の手順に従います。

手順

  1. Amazon Web Services Elastic Compute Cloud (AWS EC2) または Relational Database Service (RDS) を設定します。
    AAE は両方ともサポートしています。両者の比較については、「Microsoft SQL Server on AWS」をご覧ください。
  2. Microsoft SQL Server とのデータベース接続をテストします。
    1. Virtual Private Cloud (VPC) 内のいずれかの AWS EC2 インスタンスに Microsoft SQL Management Studio をインストールします。
      詳細については、「SQL Server Management Studio のダウンロード」をご覧ください。
    2. Microsoft SQL Server に接続します。
      設定情報については、「SQL Server を使用」をご覧ください。
    3. (マスター データベース ユーザーが Control Room をインストールする場合は、この手順を省略します)。次の 6 つの空のデータベースを作成し、すべてのデータベースのマスター データベース ユーザーに db_owner 権限を割り当てます。
      • CRDB (Control Room データベース)
      • BotInsight (BI データベース)
      • BIVisualization
      • BIVisualization-keyset
      • BIVisualization-scheduler
      • BIVisualization-upload
  3. 共有リポジトリを設定します。
    1. AWS EC2 インスタンスを、100 GB の追加ボリュームを使用する Windows File Server として作成します。
    2. Active Directory ドメインに参加します。
    3. フォルダーを作成して、リポジトリの権限を設定します。
      このフォルダーへのフルアクセス権を Control Room 管理者に割り当てます。
      重要: これはすべての Control Room サービスが実行されるアカウントであるため、Control Room 管理者のみがこのフォルダーに対するフル アクセス権を持つ必要があります。
  4. 2 つの AWS インスタンスを起動します (Control Room サーバーごとに 1 つずつ)。
    1. 2 つの AWS インスタンスを設定します。各インスタンスは、以下のような構成にします。
      • タイプ: c5.2xlarge または同様のインスタンス タイプ (CPU 8 個、16 GB の RAM)
      • ストレージ: ルート デバイス: 100 GB
      • ストレージ: 追加デバイス: D:\ 200 GB (Automation Anywhere インストール ファイルの場合)
      • 偶発的な削除の防止: 有効
    2. リモート デスクトップ プロトコルを介して 2 つのインスタンスにアクセスします。
    3. インスタンスを Active Directory ドメインに追加します。
    4. 各インスタンスで、Control Room システム管理者をコンピューターのローカル管理者として追加し、システムを再起動します。
  5. ファイアウォールおよびポートを設定します。
  6. AWS Application Load Balancer をセットアップします。
    • 持続性属性を無効にします。
    • アイドル タイムアウトを 120 秒に設定します。
    注: セキュリティグループ下の同じサブネットにロード バランサーと Control Room を構成することをお勧めします。
  7. SSL 証明書をロード バランサーにアップロードします。

次のステップ

Amazon Web Services で Control Room インストールをカスタマイズ」に進みます。