Version 11.3.4.4 リリース ノート
Control Room、Bot Insight の Version 11.3.4.4 で導入された新機能、修正された機能、既知の制限事項について説明します。このリリースではセキュリティ上の修正はありません。
新機能
Bot Insight |
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タイム ゾーンの設定 今後は、デフォルトのタイム ゾーンの設定を、お好みのタイム ゾーンに変更できるようになりました。新しいタイム ゾーンを設定するには、zoomdata.properties ファイルで設定を変更します。新しいタイム ゾーンが設定されると、[操作]、[ビジネス]、[COE] の各ダッシュボードに変更が反映されます。 |
修正された機能
Control Room | |
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Service Cloud ケース ID | 説明 |
00604613、00638852、00650506、00664805、00664060 | Bot Runner デバイスが適切なステータスとともに、Control Room に接続されるようになりました。その際、ノード上でのサービスの再起動は不要です。これまで、WLM をロードする際に所要時間が長くなると、ノードが応答しなくなり、デバイスが切断されました。 |
00619638 | 今後は、複数のWork Itemsを連続してキューに挿入しても、一度に 1 つのデバイスでトリガーされるのは、1 つのデプロイメントのみとなります。これまで、複数のデプロイメントが一度にトリガーされたため、Enterprise Clientのマシンでディスク スペースの使用量が増大しました。 |
00640664 | Bot Runnersが 1 つのキューで Work Items の展開に失敗しても、今後は、他のキューの Work Items デプロイメントに影響が及ばなくなります。これまで、1 つのキューの展開が失敗すると遅延が生じ、他のキューの Work Items のデプロイメントが停止していました。 |
00502268 | Work Itemsが複数の bots に同時に割り当てらた場合、Work Itemsは今後、1 回だけ処理されます。このため、bots が出力を繰り返すことはありません。 |
00534562 | キューに挿入された Work Items は、今後すぐに展開されるようになります。サイズの大きい bot が展開された場合でも、キューにそれらが残ることはなくなります。 |
既知の制限事項
Control Room |
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Control Room を Version 11.3.4.4 へアップグレードするとき、ダウンタイムが発生する可能性があります。このダウンタイムを回避するには、アップグレードを開始する前に WLM キューを一時停止して、進行中の Work Items が存在しないようにします。 |