移行する Bot の選択
- 最終更新日2020/05/04
移行する Bot の選択
すべてまたは選択した Bot を移行元から移行先の Control Room に移行します。Bot を選択すると、その Bot に関連付けられたスケジュールも移行されます。
前提条件
Bot を選択する前に、次の考慮事項を確認します。
- 移行元の Control Room でバージョン管理が有効化されている場合:
- Bot と Bot の依存関係の両方のバージョン履歴が移行されます。
- 最後に設定されたプロダクト バージョンが移行されます。移行元である 10.x のバージョン管理の設定は移行されないため、移行先の Control Room でバージョン管理を手動で設定します。
- ロックされた Bot とファイルは、ロック解除されてから 11.x に移行されます。
- 移行対象 Bot の各バージョンの [最後に変更したクライアント] フィールドと [変更者] フィールドは、移行処理を実行している現在の Control Room ユーザーの名前に設定されます。移行対象 Bot の [変更者] フィールドは、このフィールドを参照しているユーザーが 11.x で移行されない場合は SYSTEM に設定されます。
- フォルダーの作成日は、Bot が初めて移行された、移行先の Control Room への移行日に設定されます。Bot ファイルの日付は、Bot ファイルが移行元の Control Room にアップロードされたシステム日時に設定されます。バージョン管理が設定されている場合は、Bot ファイルの最新バージョンの日付が取得されます。デフォルトでは、バージョン管理は設定されていません。
- 依存関係やスケジュールと関連する一部の Bot のみが移行されます。ロールとユーザーを個別に移行します。
- Bot とそのスケジュールを移行するときに、スケジュールを作成したユーザーが 11.x に移行されない場合、または 10.x で削除された場合、そのスケジュールは移行されません。
- Bot に関連する手動の依存関係も移行されます。
- パスワード保護された Bot とそれに対応するスケジュールは、11.x ではサポートされておらず、移行できません。
- また、パスワード保護されたスケジュールは移行されません。
- フォルダーを移行することはできません。フォルダー内のすべてのファイルを移行するには、フォルダー内のすべてのファイルを選択します。
- 移行する 10.x Bot が 11.x にすでに存在する場合、それは移行されません。
- 11.x で同じ名前がある 10.x の Bot を選択した場合、その Bot とそれに対応するスケジュールは移行されません。
- Bot の [変更者] フィールドの移行が失敗した場合、[マイ Bot および編集] ページのこのフィールドには「SYSTEM」と表示されます。
- 次のオプションを選択した場合は、次の操作を実行します。
- [MetaBot を除外] を選択した場合は、それらを個別に移行する必要があります。つまり、MetaBot が タスク Bot の一部と依存関係にある場合、これらは移行されないことを意味します。また、「マイ MetaBot」フォルダーは、リポジトリの [フォルダー] リストには表示されません。
- [Bot がすでに存在する場合は上書き] が選択されている場合、Bot が以前の移行の実行時に 10.x Control Room から移行されているならば既存の Bot は上書きされます。ただし、11.2 で作成またはアップロードされた同じ名前の Bot は上書きされません。これらの Bot の移行は失敗します。
- システムによって Bot が上書きされる場合、依存サブタスク Bot、MetaBot、ファイルが上書きされますが、スケジュールは上書きされません。
- 両方のシステムでバージョン管理が有効になっている場合、このオプションを選択するとバージョン履歴が上書きされ、Bot には新しいバージョン番号が割り当てられます。
- [過去のアクティビティを含める] が選択されている場合、移行が正常に終了したら、選択された Bot とその依存関係のタスクの実行履歴は 10.x Control Room から 11.x バージョンに正常に移行されます。以前の移行で Bot がすでに移行されているが、履歴が移行されない場合は、次回にデータを移行する際に、移行処理は Bot の移行をスキップして対応するタスク実行履歴を移行します。過去のアクティビティの移行は以下の理由で失敗します:
- 関連付けられたユーザーと タスク Bot を移行していない。
- 10.x で移行に使用したものと同じデバイスを使用していない。