資格情報要件
- 最終更新日2020/07/23
ログイン資格情報は、Automation Anywhere Enterprise のデプロイと使用のさまざまな段階で必要です。資格情報は、インストールとデータ センター サーバー、Automation Anywhere Enterprise コンポーネントへのアクセス、Bot でツールを実行するために必要です。
| アクセス ポイント | タスク | 入力 |
|---|---|---|
| データ センター サーバー | Control Room をインストール | ホスティング サーバーのシステム管理者です。 |
| データ センター サーバー | Control Room の管理 (実行、停止、再起動) | Windows サービスとドメインへ管理者および [サービスとしてログオン] の権限です。 |
| データベース | インストーラーは Control Room と Bot Insight のデータベースを作成 |
必要な許可は Automation Anywhere Enterprise のバージョンとインストール モード (エクスプレスまたはカスタム) に応じて異なります。 |
| Enterprise クライアント のインストール ステップ | インストール中や、アプリケーションまたはシステム アップデート時のサービスとレジストリの更新です。 | 管理者 |
| Enterprise クライアント ファイルへのアクセス デフォルトのファイル場所: |
Bot 自動ログイン、Bot スケジュール | 完全な制御を許可します。 |
| Enterprise クライアント フォルダー アクセス (C:\Program Data\Properties\Security\ Advanced\Permissions) | 保管されたアプリケーション、およびランタイム時に使用されたアプリケーションを編集します。 | Client ユーザーは、権限を読み取り、書き取り、更新する必要があります。 |
| Automation Anywhere ログイン | Bot の作成や Bot の実行など、特定のタスクを実行します。 | ライセンスやロール ベースの権限です。 |
| Bot タスク | Bot が Bot タスクを実行するために使用します。 | 資格情報 Vault は安全に作成された資格情報を保存します。 |
| Automation Anywhere サービス | Automation Anywhere が作成したすべての Windows サービスを実行 | ローカル システム アカウント ユーザーまたはドメイン ユーザー アカウント です。 |
- データ センター サーバー資格情報
- Automation Anywhere をデプロイするには、Automation Anywhere ホスティング サーバーおよび統合製品サーバーのデータ センター サーバー資格情報が必要です。
- Automation Anywhere ログイン
- Control Room または Enterprise クライアント インターフェースにログインするには、ユーザー名とパスワードが必要です。これらの資格情報は、Automation Anywhere コンポーネントへのアクセスに使用するマシンにリンクされています。資格情報には、Bot の作成や Bot の実行など、特定のタスクを実行する権限を与えるロールが割り当てられています。
- Bot タスク
- 資格情報 Vault を利用すると、オートメーション エキスパートは資格情報を安全に作成して保存できます。これにより、セキュリティを損なうことなく、資格情報を Bot で使用して、タスクを安全にデプロイできます。すべての許可されたユーザーが資格情報を作成できます。
- Windows サービス
- Windows サービスには、ユーザー名とパスワードが含まれています。指定されたユーザーには次の点が必要です:
- ローカル システム管理者グループのメンバーである。
- Automation Anywhere サービスを含む、サービスを管理する権限がある。
- Control Roomサービスのエラーを回避するには、Windows サービス アカウントが常に [管理者] グループに含まれているようにします。
- Microsoft Azure インストールには、サービス アカウント ユーザーは、リモートの Microsoft Azure リポジトリ共有パスに読み取りや書き込みアクセスが必要です。
別途選択しない限り、これらのサービス資格情報は、データベース テーブルを作成するために使用され、Control Room プロセスがデータベースとリポジトリにアクセスする事を許可します。注: Control Room への共有リポジトリに接続する場合は、共有リポジトリ フォルダーまたはロケーションの Windows 認証情報を使用してください。 - データベース
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インストール中に、Automation Anywhere Enterprise の必須データベースを作成および管理するために、ログオンしたユーザー以外のユーザーを指定するオプションがあります。このユーザーには、最低限のデータベース権限が必要です。必要な権限は、Automation Anywhere Enterprise バージョンと選択したインストール モードに応じて異なります。
アップグレードの実行中、データベース データは自動的にフェッチされます。アップグレードを実行するユーザーには、最低限必要なデータベース権限が必要です。
- エクスプレス モードのインストール:
- ログイン ユーザーの権限が使用されます。
- カスタム モードのインストール:
- ログイン ユーザー以外のオプションがあります。
データベース ユーザー条件 データベースに必要な権限 注記 カスタム、バージョン 11.3.4 以降、Microsoft SQL Server データベース 最低限のデータベース権限 ( datareader、datawriter、ddladmin) を設定できます。Control Room をインストールする前に、Microsoft SQL Server を作成する必要があります。 カスタム、バージョン 11.3.4 以降、Oracle Database 最低限のデータベース権限を設定できます。 GRANT CONNECT、RESOURCE、CREATE TABLE、CREATE VIEWControl Room をインストールする前に、Oracle Database を作成する必要があります。 カスタム、バージョン 11.3.4 以降 データベース オーナー (DBO) の権限です。 Control Room のインストール時に作成されたデータベース
注: Control Room インストール中に設定されたデータベースに対するユーザー権限は、インストール後も変更されません。
- サービス資格情報は次から選択できます。
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- ローカル システム アカウント
- (デフォルト) インストールを実行するログオン中のユーザーです。
- ドメイン ユーザー アカウント
- ローカル システム アカウント ユーザーでないユーザーです。