データベース タイプおよびサーバーの設定
- 最終更新日2020/05/29
データベース タイプおよびサーバーの設定
Control Room インストーラーから [データベース タイプ] ウィザード ページに進みます。インストール ウィザードのこの部分では、Control Room データベースに使用するデータベース タイプ (Microsoft SQL Server または Oracle Server) を設定します。
前提条件
Microsoft SQL Server データベースを使用する場合は、Control Room をインストールする前に Control Room データベースと Bot Insight データベースを作成しておいてください。
Automation Anywhere で作成されるデータベースのリストについては、データベース要件 を参照してください。
手順
-
Control Room および Bot Insight のデータベース タイプを選択します。
Control Room および Bot Insight には、同じデータベース タイプを使用します。
- Microsoft SQL Server
このデータベース タイプを選択するには、SQL Server のインスタンスが設定済みであることが必要です。
- Oracle
Control Room および Bot Insight データベースを Oracle インスタンスで設定するには、このオプションを選択して、ローカル マシン上の Oracle v12.1.0.2 JDBC ドライバーを参照して選択します。
- カスタム モードのインストール:
- ログイン ユーザー以外のオプションがあります。
- 5 つのデータベースが必要です。1 つの Control Room と 4 つの Bot Insight データベースが作成されます。
インストール中に、Automation Anywhere Enterprise の必須データベースを作成および管理するために、ログオンしたユーザー以外のユーザーを指定するオプションがあります。このユーザーには、最低限のデータベース権限が必要です。必要な権限は、Automation Anywhere Enterprise バージョンと選択したインストール モードに応じて異なります。
データベース ユーザー条件 データベースに必要な権限 注記 カスタム、バージョン 11.3.4 以降、Microsoft SQL Server データベース 最低限のデータベース権限 ( datareader
、datawriter
、ddladmin
) を設定できます。Control Room をインストールする前に、Microsoft SQL Server を作成する必要があります。 カスタム、バージョン 11.3.4 以降、Oracle Database 最低限のデータベース権限を設定できます。 GRANT CONNECT
、RESOURCE
、CREATE TABLE
、CREATE VIEW
Control Room をインストールする前に、Oracle Database を作成する必要があります。 カスタム、バージョン 11.3.4 以降 データベース オーナー (DBO) の権限です。 Control Room のインストール時に作成されたデータベース - Microsoft SQL Server
- [Oracle v12.1.0.2 JDBC ドライバー] がインストールされていない場合は、[ダウンロード] リンクを接続要件 (セキュア または 非セキュア) に基づいて選択します。
-
[次へ] をクリックします。
[データベース サーバー] ページが表示されます。
-
接続、認証、およびデータベースを設定します。
- SQL Server
データベースを設定する際に SQL Server を選択すると、このページが表示されます。
注:- 可能な場合は、データベース サーバー の値を
localhost
に設定しないでください。この値を設定すると、データベースへの安全な接続が機能しなくなります。 - Control Room と SQL Server が異なるアカウントにある場合は、Windows 認証を使用しないでください。
- Azure に対してインストールを行う場合は、Control Room とBot Insight とのデータベース名を同じにする必要があります。そうしないと、インストールが失敗します。
- [参照] ボタンをクリックして、Control Room データベースを作成する SQL Server インスタンスを選択します。または、データベース サーバー名を入力するか、リストから選択します。
次の詳細を指定します。
- データベース ポート:
- デフォルトのポート (1433) を使用するか、カスタム値を指定します。
- 安全な接続を使用
- 指定したとおりに CA 証明書を使用するには、[安全な接続を使用] を選択します。注: 証明書やデータベース接続には、同じホスト名を使用します。
- 証明書
- このオプションは、安全な接続を選択したときに有効になります。CA 証明書を参照して選択します。コマンド ラインを使用してこの証明書をインポートする方法の詳細は、HTTPS および CA 証明書のインポート をご覧ください。
- Windows 認証
- このオプションはデフォルトで選択されています。このデフォルトでは、Windows 認証を使用して SQL Server に接続します。注: ユーザーが [Windows 認証] を選択した場合は、インストーラーの実行者であるユーザーを使用してデータベースが存在するかどうかがテストされ、必要な場合にはデータベースが作成されて、
db_owner
がサービス アカウント ユーザー (NT Authority/System) に付与されます。データベース、テーブル、サービスを作成するための対応表は、「SQL Server を使用」をご覧ください。Attention: Windows 認証パスワードに、スペース、セミコロン (;)、パーセント (%)、バックスラッシュ (\\) を含めることはできません。また、最初の文字をマイナス記号 (-) またはスラッシュ (/) にすることはできません。また、少なくとも 1 つのアルファベットを含める必要があります。Control Room インストール前にパスワードを変更してください。 - SQL Server 認証
- SQL Server 認証を使用してデータベースに接続するには、このオプションを選択します。SQL 認証で使用するユーザー名とパスワードを正しく指定します。Attention: SQL サーバー 認証パスワードに、スペース、セミコロン (;)、パーセント (%)、バックスラッシュ (\\) を含めることはできません。また、最初の文字をマイナス記号 (-) またはスラッシュ (/) にすることはできません。また、少なくとも 1 つのアルファベットを含める必要があります。Control Room インストール前にパスワードを変更してください。
- Control Room データベース名
- Control Room データベースの名前を入力します。
- Bot Insight データベース名
- Bot Insight データベースの名前を入力します。このデータベースは、Bot Insight のデータを保存するために使用されます。注: データベース名は空白にしたり、スペースや % (パーセント文字) を含めたりすることはできません。名前には、英数字、ピリオド (.)、ダッシュ (-)、および下線 (_) のみ使用することをお勧めします。
- データベース (Control Room や Bot Insight) が存在しない場合は、インストーラーによって自動的に作成されます。注: これは バージョン 11.3.4 には適用されません。
- 可能な場合は、データベース サーバー の値を
- Oracle Server
データベースの構成で Oracle Server を選択すると、このページが表示されます。
次の詳細を指定します。- データベース サーバー
- サーバーのホスト名の詳細を指定します。インストールを実行する前に、システム管理者が Oracle データベース内にユーザーを作成しておく必要があります。「Oracle のユーザーの作成方法」をご覧ください。
- データベース ポート
- デフォルトのデータベース ポートの 1521 を使用するか、システム管理者が定義したカスタム ポートを使用して接続します。
- データベース インスタンス名
- 最初にシステム管理者が作成した Control Room データベース インスタンスの名前。
- Control Room クラスター データベース ユーザー名
-
最初にシステム管理者が作成した Control Room データベース ユーザー名。
- Control Room クラスター パスワード
- Control Room データベース ユーザーのパスワード。Attention: Oracle Server 認証パスワードには、スペース、セミコロン (;)、パーセント (%)、バックスラッシュ (\\) は使用できません。また、最初の文字をマイナス記号 (-) またはスラッシュ (/) にすることはできません。また、少なくとも 1 つのアルファベットを含める必要があります。Control Room インストール前にパスワードを変更してください。
- SID またはサービス名
- Oracle サービス識別子 (SID) 値または Oracle サービス名を入力します。指定した値は、Automation Anywhere Enterprise クラスターが Oracle Server を特定するために使用されます。
- Bot Insight データベース ユーザー名
-
最初にシステム管理者が作成した Bot Insight データベース ユーザー名。
- Bot Insight パスワード
- Bot Insight データベース ユーザーのパスワード。Attention: Oracle Server 認証パスワードには、スペース、セミコロン (;)、パーセント (%)、バックスラッシュ (\\) は使用できません。また、最初の文字をマイナス記号 (-) またはスラッシュ (/) にすることはできません。また、少なくとも 1 つのアルファベットを含める必要があります。Control Room インストール前にパスワードを変更してください。
- 安全な接続を使用
- 指定したとおりに CA 証明書を使用するには、[安全な接続を使用] を選択します。注: 証明書やデータベース接続には、同じホスト名を使用します。
- 証明書
- このオプションは、安全な接続を選択したときに有効になります。CA 証明書を参照して選択します。コマンド ラインを使用してこの証明書をインポートする方法の詳細は、HTTPS および CA 証明書のインポート をご覧ください。
- SQL Server
- [次へ] をクリックして「Bot Insight データベースの設定」に進みます。