高可用性デプロイ モデル
- 最終更新日2021/03/30
高可用性デプロイ モデル
高可用性 (HA) デプロイ モデルは、Control Room のサーバー、サービス、データベースに耐障害性を提供します。
Automation Anywhere Enterprise の復元性の要件に基づいて、次のデプロイ オプションから選択します。
- シングル/1ノード: このデプロイ モデルは、データ センターで構成された Control Room ノードが 1 つだけの場合、高可用性とは見なされません。
- 3 つのノード: このデプロイ モデルは、3 つの Control Room ノードがデータ センター クラスターで構成されている場合、完全に高可用性と見なされます。これは、一度に 1 つのノード障害をサポートするため、最低限必要なデプロイ モデルです。
次の画像には、Automation Anywhere とデータ センターのコンポーネントが示されています。
この例では、Control Room サーバーと Microsoft SQL Server に 高可用性および冗長性が備わっています。PostgreSQL Server および Subversion バージョン管理 (SVN) サーバーのアスタリスク (*) は、これらのサーバーが HA 冗長性を必要としないことを示しています。しかし、いずれかに障害が発生した場合は、Bot のサポートに関する [グレースフル デグラデーション] をご覧ください。
- 複数のユーザーが、Web ブラウザを介して Control Room クラスターにアクセスできます。Web ブラウザは、複数のロード バランサーを介して Control Room クラスターと通信します。
- 複数の Bot Runner がロード バランサーを介して Control Room クラスターと通信します。
- Control Room クラスターからのサーバー メッセージ ブロック (SMB) ファイル共有と Microsoft SQL Server の保管データです。
- Microsoft SQL Server は、クラスタ化された Microsoft SQL Server に対してレプリケーション同期を介した冗長性を使用します。プライマリ サーバーは、セカンダリ (またはスタンドバイ) サーバーにデータを活発にレプリケートします。
- 利点
- 単一のデータ センターで障害が発生した場合に可用性を維持します。
- 欠点
- データ センターが停止した場合には保護を提供しません。
- ユースケース
- 複数サイトの災害復旧を必要としない中小規模のビジネスです。