ワークベンチのアクション

ワークベンチでは、選択したオブジェクトとコントロール タイプに基づいて、さまざまなアクションを選択できます。アクションは、HTML、.NET、Java Swing/AWT コントロールで許可されています。

HTML コントロールで許可されているアクション

HTML コントロールでは、次のアクションが許可されています。

  • Click
  • DoubleClick
  • RightClick
  • SetText
  • AppendText
  • GetProperty
  • GetVisibility
  • GetTotalItems
  • GetSelectedIndex
  • GetSelectedText
  • SelectItembyText
  • SelectItembyIndex
  • GetChildrenName
  • GetChildrenValue

Get Text、SetText、AppendText

GetTextSetTextAppendText の各アクションは、選択したオブジェクトのタイプがテキスト/テキスト ボックスパスワードWindows コントロールカスタム オブジェクト のいずれかである場合に使用できます。

ロジック内のプロパティと関連アクションは、選択したスクリーンに対して設定されたオブジェクトのプロパティ設定によって制御されます。

GetProperty

再生時にオブジェクトのプロパティに基づいてオブジェクトを検索する場合は、GetVisibility アクションを使用します。

アクションとして GetVisibility を選択すると、選択したオブジェクト コントロールに基づいて、オブジェクト ID、名前、値、Class、タイプ、インデックス、説明、State、IsVisible、IsProtected などのプロパティ名を選択できます。

ヒント: 特定のオブジェクトが表示されているかどうかを識別する場合は、IsVisible プロパティを使用します。カスタム オブジェクトの場合は、GetVisibility アクションを使用します。次のセクションを参照してください。

GetVisibility

再生時のオブジェクトの可視性に基づいてロジックを構築する場合は、GetVisibility アクションを使用します。この画面領域は、カスタム オブジェクトまたは再生タイプが [画像] のオブジェクトです。GetVisibility アクションは、可視性のステータスを「True」または「False」で返します。

ロジック エディターで GetVisibility アクションを追加するには、オブジェクトの再生タイプを [画像] に設定する必要があります。

ヒント: GetVisibility は、If などの条件付きコマンドと組み合わせることができます。

ウィンドウ コントロールで許可されているアクション

ウィンドウ コントロールで許可されているアクションを以下に示します。

  • Click
  • DoubleClick
  • RightClick
  • LeftClick
  • SetText
  • AppendText
  • GetProperty
  • GetChildrenName
  • GetChildrenValue

ウィンドウ コントロールの SetText: ウィンドウ コントロールにはアクション タイプ "SetText" を使用します。ウィンドウ全体を選択し、アクション タイプを指定します。

注: 再生タイプが [オブジェクト] のウィンドウ コントロールは、デフォルトでキーストロークを使用します。

OCR 画面

OCR テクノロジーを使用してキャプチャされた画面の場合、カスタム オブジェクトの再生タイプに [画像] を選択すると、SetText、GetText、LeftClick、RightClick、DoubleClick、GetVisibility のアクションが許可されます。

GetText: 再生タイプが [画像] のカスタム オブジェクトに GetText を選択すると、MetaBot ロジック の作成時に、テキストを抽出する OCR エンジンを選択できます。オートメーションを最適化するために、画面構成中に選択したもの以外の OCR エンジンを選択できます。
注: Version 11.3.2ABBYY は、Enterprise クライアント バージョン 11.3.2 のデフォルトの OCR エンジンです。