Bot Creator の概要
- 最終更新日2020/08/07
Bot Creator の概要
Bot とは、人間の介入が皆無またはほぼ皆無の状態で実行するように設計された自己完結型タスクです。 Bot Creator は、Bot を作成するための Automation Anywhere 独自の開発用クライアントです。これには、タスク エディター、イベント ウォッチャー、Bot Player、自動ログイン、ローカル スケジューラーが含まれます。
Bot Creator には、デバイスから Enterprise クライアント アプリケーションを使用して Bot を作成する権限があります。Bot Creator ユーザーが初めてログインすると、デバイスが Control Room に登録され、ユーザーはそのデバイスに Bot をデプロイできます。
Bot Creator には、ユーザー インターフェースのコンポーネントとバックグラウンド サービスがあります。
- タスク エディター
- Bot の作成時に使用するワークベンチです。コマンド パネル、デザインまたはコード ビュー用のタスク アクション リスト、アクション ボタン、変数マネージャー パネル、フィルター、検索を提供します。「Bot の作成」をご覧ください。
- イベント ウォッチャー
- 実行可能なサービスです。「システム ログを表示」をご覧ください。
- レポート
- タスクやワークフローのステータス、時間の経過に伴う ROI を表示するグラフィカル レポートです。「レポートとは何ですか。」をご覧ください。
- Bot プレーヤー
- Enterprise クライアント によって呼び出されるサービスです。「アップグレード後のチェックリスト」をご覧ください。
Bot Creator バックグラウンド サービスは、次の機能を実行します。
- 自動ログイン
- Bot は、指定された資格情報を使用して、タスクを実行するためにターゲット マシンにログインします。
- Control Room コミュニケーション
- Enterprise クライアント と Control Room の間の通信を管理します。
- ローカル スケジューラー
- Bot タスクに対してローカルであるマシン上の指定されたスケジュールごとに Bot を実行するコンポーネント。
TaskBot
TaskBot は、構造化データを使用するルールベースのビジネスプロセスを自動化するために使用されます。TaskBot は、Bot Creator で利用可能なソリューション アクセラレータ (SMART レコーダー、広範なコマンド ライブラリなど) を使用して構築されています。TaskBot は、アプリケーションの種類に応じて、オブジェクトベース、イメージベース、または座標ベースの自動化用に構築されます。TaskBot プロパティは、オートメーションのトリガー、実行優先順位、Bot タイムアウト、Bot 再実行、アラート通知、およびセキュリティ制御を設定するように構成することもできます。MetaBot
MetaBot: オートメーションのランドスケープに速度とスケーラビリティを提供する再利用可能なオートメーション ビルディング ブロックです。MetaBot は一度構築されると何百もの TaskBot で再利用できるため、価値を生み出すまでの時間が短縮されます。MetaBot のオートメーションはブラックボックスとして使用する必要があり、変更できないため、MetaBot によって組織の標準的な運用手順 (SPO) への準拠が可能になります。MetaBot は、ライブ アプリケーションが利用できない場合でもオートメーションの作成を可能にすることで、オフライン オートメーションを容易にします。MetaBot は、サードパーティ製アプリケーションとの API ベースの統合を可能にすることで、AAE プラットフォームの拡張性を提供します。MetaBot を使用して作成されたオートメーションは、ビジネス アプリケーションの変更に対して調整できます。つまり、アプリケーションの変更に伴ってオートメーション全体を変更する必要がないようにし、オートメーションの復元性を高めます。