Image Recognitionの使用

Image Recognition 機能は、多数の大きな画像を比較したり、視覚的な要素を使用するアプリケーション プロセスを自動化したりする場合に使用します。

自動テストでは、Image Recognition はユーザー インターフェースの検証に使用できます。現在のアプリケーションの画面と予想されるアプリケーションの画面を比較したり、ユーザー インターフェースのすべての要素が有効であることを確認したりできます。

Image Recognition を使用すると、次の操作を実行できます。

  • ファイルに保存されている別の画像や実行時にウィンドウからキャプチャされた別の画像内で画像を検索する。画像は、実行時に、指定されたウィンドウで動的にキャプチャされます。
  • コマンドで「True」が返される最低限の一致率を指定する。
  • 大きな画像内で画像が見つかった場合、その画像を左クリック、右クリック、またはダブルクリックする。
  • BMP、JPG、GIF ファイルから画像をキャプチャする。
  • トレランス モードと比較モード の 2 つのモードで画像を比較する。
    • トレランス モード: 明色および暗色を持つ画像を比較します。カラー グレーディング チェックが実行されます。

      許容率として 0% を指定すると、ピクセルの色がソース画像と厳密に比較されます。許容率として 10% を指定すると、プラス マイナス 10% の範囲の色がソース画像と比較されます。

    • 比較モード: 次のオプションがあります。
      • 標準モード: ピクセルの RGB 要素をソースと比較します。
      • グレースケール モード: ピクセルをグレー スケールに変換して、比較が実行されます。
      • モノクローム モード: ピクセルを黒または白に変換して、比較が実行されます。

        画像認識スクリーン

[安全な記録] を有効にした場合

注: [安全な記録] モードを有効にした場合、'画像 1'と'画像 2'はキャプチャされません。安全な記録モード

[安全な記録] モードが有効の場合に '画像 2'をキャプチャしようとすると、「安全な記録モードです。'画像 2'には安全なデータが表示されていないことを確認してください」というエラー メッセージが表示されます。

[安全な記録] モードを選択すると、画面にエラー メッセージが表示されます。

次も参照してください。