サイレント モードで Enterprise クライアント をデュアル インストール

Enterprise クライアント バージョン 11.3 以上を Enterprise クライアント Version 10.x と並行してサイレント インストールできます。このタイプのインストールは Unattended (サーバーから実行を指示) インストールと呼ばれ、応答ファイル setup.iss が必要です。この応答ファイルは、最初に記録されたインストールから作成されます。すべてのインストール プロセスがバックグラウンドで実行され、ユーザーによる操作は不要です。

サイレント インストールは 2 段階に分けて行われます。インストールを記録します (これによって、インストール パラメーターを含んだ setup.iss ファイルが生成されます)。次に、/parallel オプションを使用して製品をサイレント インストールします。

手順

  1. Enterprise クライアント バージョン 10.x と Automation_Anywhere_Enterprise_Client_<version>.exe がダウンロードされた Enterprise クライアント バージョン 11.3 以上のインストーラーのマシンにログインします。
  2. Microsoft Windows コマンド プロンプトを開き、Enterprise クライアント バージョン 11.3 以上の セットアップ フォルダーに移動します。
    例: D:\Setup\Automation_Anywhere_Enterprise_Client_<version>.exe.
  3. Microsoft Windows コマンド プロンプトから /parallel および /r オプションと Enterprise クライアント インストーラー実行可能ファイルを実行し、Enter キーを押します。

    D:\Setup\>Automation_Anywhere_Enterprise_Client_<version>.exe /parallel /r

    これを実行することで、応答ファイルの setup.iss にインストール手順が記録されます。setup.iss ファイルは、Microsoft Windows %SystemRoot% フォルダーに保存されています。

    Enterprise クライアント 11.3 インストール ウィンドウが表示されます。
  4. Automation Anywhere Enterprise Client <version> インストール ウィザードの手順に従います。「Enterprise クライアント をインストール」をご覧ください。

    /r オプションは、インストール ウィザードで選択したパラメーターをレスポンス ファイルとして記録します。

  5. レスポンス ファイル setup.iss を見つけます。
    C:\Windows\setup.iss
  6. setup.iss をコピーし、Automation_Anywhere_Enterprise_Client_<version>.exe の場所に貼り付けます。
    注: setup.iss ファイルの名前は変更しないでください。
  7. 各マシンにログインして、Enterprise クライアント をサイレント インストールし、Microsoft Windows コマンド プロンプトを開いて、Enterprise クライアント バージョン 11.3 以上の セットアップ フォルダーに移動します。
    例: D:\Setup\Automation_Anywhere_Enterprise_Client_<version>.exe.
  8. /parallel と /s オプションのインストーラーを実行します。コマンド プロンプトで入力し、 Enter キーを押します。

    D:\Setup\>Automation_Anywhere_Enterprise_Client_<version>.exe /parallel /s

    インストールがサイレント モードで開始されます。インストール画面は表示されません。

次のステップ