Bot の導入と同時操作
- 最終更新日2020/05/06
Bot の導入と同時操作
最大同時操作数と推定展開時間のリストです。
Automation Anywhere は最大 1000 個の Bot を同時に導入および実行できます。
同時導入操作
エンティティ タイプと数 | |
---|---|
エンティティ タイプ | 数 |
ユーザー | 5000 |
ロール | 2000 |
スケジュール | 1,500 |
監査エントリ | 50000 |
ロッカー | 100 |
資格情報 | 5000 |
リポジトリ ファイル | 2500 |
リポジトリ フォルダー | 1250 |
キュー | 10 |
デバイス プール | 10 |
作業項目 | 1,000,000 |
Unattended Bot 向けの同時導入操作 | ||||
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アクション | 1 つの Control Room での最大値 | 高可用性 (HA) 構成の 2 つの Control Room での最大値 | 高可用性 (HA) 構成の 3 つの Control Room での最大値 | 高可用性 (HA) 構成の 4 つの Control Room での最大値 |
展開と実行 | 1,000 | 1,000 | 1,500 | 2000 |
Bot Creator からのリポジトリ アップロード | 100 | 100 | 150 | 200 |
Bot Creator からのリポジトリ ダウンロード | 100 | 100 | 150 | 200 |
Attended Bot 向けの同時導入操作 | ||||
---|---|---|---|---|
アクション | 1 つの Control Room での最大値 | 高可用性 (HA) 構成の 2 つの Control Room での最大値 | 高可用性 (HA) 構成の 3 つの Control Room での最大値 | 高可用性 (HA) 構成の 4 つの Control Room での最大値 |
接続済み Attended デバイス | 4500 | 4500 | 8000 | 12000 |
推定展開時間 | ||
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デバイス数 | Bot および依存関係の合計サイズ | 概算展開時間 |
1,000 | 10 MB | 1 分 |
1,000 | 50 MB | 1 分 |
1,000 | 100 MB | 5 分 |
デバイスと Control Room が連携し、リポジトリとの間でチャンク化されたデータをダウンロードおよびアップロードする際に、バランスのとれたキューイング方法を実現します。
ダウンロードとアップロードを同時に行うデバイスの数が増えるにつれて、Control Room がチャンク リクエストの処理を開始するまでにかかる時間は長くなります。デバイスは、アップロードまたはダウンロードのリクエストがタイムアウトするまで、最大 2 分間レスポンスを待機します。デフォルトでは、並列処理されるリポジトリ リクエストは 10 個まで、同時展開および実行は 1000 デバイスまでに制限されていて、チャンクをキューに追加して処理する平均時間はおよそ 10 秒となっています。
並列リポジトリ操作の調整
デバイスと Control Room 間のネットワーク接続が参照構成よりも遅い場合、または展開中の CPU 使用率が低い場合は、並列リポジトリ リクエストの数を増やしてスループットを高めることができます。
参照構成よりも Control Room の CPU 速度が低い場合、またはネットワークの速度が高い場合は、展開環境全体での CPU の過剰使用によって可用性が失われないよう、許可する並列リポジトリ リクエストの数を少なくしなければならない場合があります。
実行中に CPU 使用量が過剰となってControl Roomまたはデータベース サーバーの可用性が失われる場合は、並列処理されるリクエスト数のデフォルト値 (10) を調整して少なくすることができます。
並列リポジトリ リクエストの数を調整するには、以下の手順に従います。
- まだ存在していない場合は、Program Files\Automation Anywhere\Enterprise\config ディレクトリ内に boot.server.properties ファイルを作成します。
- 以下の行を追加します。
requests.max.client.concurrent.repo=<number>