資格情報 - 概要

オートメーション タスクに含まれるユーザー資格情報、アカウント番号、社会保障番号などのパスワードやその他の機密情報は暗号化され、資格情報として 1 か所の 資格情報 Vault に保存されます。

すべての Control Room ユーザーは資格情報を作成できます。

資格情報作成のメリット

資格情報を安全に 1 か所に保存するほかに、以下のメリットがあります。

  • 資格情報を利用した詐欺の可能性を最小限に抑えます。
  • セキュリティを向上させる環境を提供します。
  • 企業はプロセスや資格情報管理のコンプライアンスを遵守できます。
  • 安全なデータやアプリケーションを用いた自動化の機会を拡大します。

資格情報やロッカー管理のロール権限

資格情報に関わるロールの権限

マイ資格情報とマイ ロッカーを管理: デフォルトでは、すべてのユーザーが [資格情報] タブを表示して各自の資格情報を管理できます。また、他のユーザーがロッカーへのアクセスを許可している場合は、他のユーザーのロッカーと相互にやり取りできます。

ロッカー - 概要.

マイ資格情報

このタブは、ユーザーによって作成された資格情報のリストで構成されています。すべてのユーザーは、各自の資格情報を閲覧する権限があります。

AAE_Locker Admin 権限を持っている場合は、すべてのユーザーの資格情報を見ることができます。[検索] ウィンドウでは、資格情報名に基づいて資格情報をフィルタリングできます。

表示される項目のリストを下表に示します。

テーブル項目 説明
タイプ 資格情報のタイプをユーザー提供または標準として表示します。
名前 資格情報名です。
ロッカー名 資格情報に割り当てられたロッカーの名前です。
マイ アクセス

資格情報の所有者: 自分が作成した資格情報。

資格情報の非所有者: 別のユーザーが作成した資格情報。

リクエスト ステータス

提供されたすべての値: 提供された値。

送信されたリクエスト: 資格情報の値を入力するよう、ユーザーに送信されたリクエスト。

資格情報の所有者 資格情報を作成したユーザーの名前です。
最終変更日 資格情報が最後に更新された日時です。
変更者 資格情報を変更/編集したユーザーの名前です。
注: Version 11.3.4フォルダーを最後に変更したユーザーに関する情報を表示するには、ユーザーの基本的な情報の表示権限を持っている必要があります。

テーブル内の個々のエントリに対して実行できるアクションについて以下に説明します。

アクション 説明
表示 表示 資格情報の詳細を表示できます。

詳細

編集 編集 資格情報を編集できます。

詳細

削除 削除

資格情報を削除できます。

  • 資格情報を削除するには、資格情報の所有者である必要があります
  • 資格情報を削除するには、[承諾] をクリックします。

詳細

資格情報の所有者を変更 資格情報の所有者を変更

資格情報の所有者を変更できます。ロッカーが資格情報に割り当てられている場合、所有者をロッカーのメンバーに変更できます。また、システム内のどのユーザーにも変更できます。

所有権が別のユーザーに変更されると、元の所有者は資格情報にアクセスできなくなります。また、ロッカー管理者のみが資格情報の所有者を変更する権限を持ちます。

ユーザーを選択して [送信] をクリックします。

資格情報の所有権変更確認スクリーン

また、すべての資格情報を選択し、次のテーブル レベルのアクションを実行できます。

テーブル項目 説明
更新 更新 資格情報リストを更新できます。
削除 削除 複数の資格情報を削除できます。
列をカスタマイズ 列をカスタマイズ

特定の列を表示または非表示にできます。デフォルトでは、すべての列が表示されます。

監査ログ

[作成、更新、削除] および [資格情報の所有者を変更] アクションは、記録と今後の使用に備えて監査ログで追跡されます。これらのエントリは、[監査ログ] ページで参照できます。