モジュラー形式の Bot が必須

単一の膨大なコードは参照、編集、更新が困難です。すべてのタスクを 1 つの Bot に収めず、複数のタスクを タスク BotMetaBot に分割します。

すべてのオブジェクト指向プログラミングのアプローチと同じように、異なる関数ごとに別個の Bot を作成すると、コードの理解、更新、再利用が容易になります。ユーザーは、ビジネスプロセス オートメーションに含める最適なコンポーネントを簡単に見分けて選択できます。

たとえば、次はプロセスの自動化に伴う一般的な手順です。
  1. ログイン
  2. リードを作成
  3. ログアウト
これらの各ステップを一意な タスク Bot (.atmx ファイル) に分割する必要があります。3 つのタスクの順番どおりに使用する Master Bot を作成します。

共通のプロセスやタスク用の MetaBot を作成して使用することを検討します。共通のプロセスやタスクで使用されているアセットやロジックを MetaBot にカプセル化すると、これらのプロセスやタスクを他の Bot で再利用できます。長期的には、関数やタスクのライブラリを MetaBot に含めて、タスク Bot が再利用できるようにします。これにより、複数の Bot で重複した機能を作成する必要がなくなります。

MetaBot を使用して DLL 内にロジックをカプセル化することで、Bot 開発者は複雑なタスクやプロセスをユーザーから隠すことができます。MetaBot に DLL を追加する基本的なステップは次のとおりです。
  1. 各関数を実行する DLL を作成します。
  2. DLL をアセットとして MetaBot Designer に追加します。
  3. 操作にロジックを追加します。
  4. MetaBot を他の Bot で使用してタスクを実行します。