DR 復旧サイトへのフェールオーバー

データベースを更新して、リカバリー (DR セカンダリ) サイトの Bot Runner にログインします。セカンダリ サイトの Control Room が、実稼働 (プライマリ) サイトの Bot Runner データを使用して実行されていることを確認します。

正しく設定されると、レプリケーションにより、DR セカンダリ サイトの Control Room に実稼働 Bot Runner のデータがあることを確認できます。災害の発生時には、次の操作を行います。

  • DR セカンダリ サイトの Control Room データベースを更新し、DR プライマリ サイトの Bot Runner データを反映します。
  • Enterprise クライアント および関連する Bot Runner を、バックアップ サイトの Control Room にログインさせます。
  • 復旧が正常に行われたことを確認します。

DR セカンダリ サイトの Bot Runner データベースを更新するには、次のステップに従います。

手順

  1. 以下に示すデータベース クエリを使用して、Control Room データベースを更新します。
    1. [新しいクエリ] を開いて、次のスクリプトを貼り付けます。
      /* Creating temporary table to hold mapping values*/
      create table
      #ProdToCOBClientMapping(Id int,
      HostName nvarchar(100),
      ApplicationPath nvarchar(255),
      IPAddress nvarchar(40),
      FQDN nvarchar(255),
      COBHostName nvarchar(100),
      COBApplicationPath nvarchar(255),
      COBIPAddress nvarchar(40),
      COBFQDN nvarchar(255))
                              
      /* Load table from mapping file */
      BULK INSERT
      #ProdToCOBClientMapping FROM 'Mapping Filepath goes here'WITH
      (
      FIELDTERMINATOR =',',
      ROWTERMINATOR ='\n',
      FIRSTROW = 2
      )
                              
      /* Verify proper mapping has been done*/
      Select * From #ProdToCOBClientMapping
                              
      /* Update Client table as per mapping. */
      UPDATE desClient SET HostName=srcClient.COBHostName,
      FQDN=srcClient.COBFQDN, 
      ApplicationPath = srcClient.COBApplicationPath, 
      IPAddress = srcClient.COBIPAddress
      FROM #ProdToCOBClientMapping srcClient INNER JOIN
      [DatabaseName].[dbo].[Clients] as desClient ON desClient.Id=srcClient.Id
                              
      /*Drop temp table */
      drop table #ProdToCOBClientMapping
                              
      /* Verify table values */ 
      SELECT * FROM [DatabaseName].[dbo].[Clients]
      
    2. データベース名マッピング ファイル パス を更新します。
    3. データベースの変更が完了したら、DR セカンダリ (復旧) サイトの Control Room サービスを開始します。
  2. Bot Runner を開始します。
    1. Enterprise クライアント で Windows ログイン認証を確認します。[ツール] → [オプション] → [ログイン設定] の順に選択します。
    2. Automation Anywhere を起動します。
    3. 資格情報を入力して、Control Room にログインします。
    4. すべての Bot Runner を開始します。
  3. 復旧サイトで DR 環境が起動して実行されていることを確認します。
    スケジュールを確認し、Bot および Bot Runner が正常に機能していることを確認します。DR リカバリー サイトの監査ログをご覧ください。

次のステップ