遅延設定の使用
- 最終更新日2020/03/30
遅延設定の使用
タスク Bot または MetaBot ロジックに時限遅延を追加するには、[遅延] 設定を使用します。Bot 内の演算の間に遅延を導入できます。オブジェクト クローニング コマンドでは、[遅延] は [テキストを設定] アクションで使用されます。
ベスト プラクティスとしては、遅延 = 0 を構成します。これにより、[テキストを設定] アクションは [プロパティをコントロール] にアクセスし、それに応じてテキストをキャプチャできるようになります。遅延は、アプリケーションのタイプとそのオペレーティング システムのレスポンスによって異なります。テキスト ボックスが JavaScript などのバックエンド プロセスを実行し、指定された遅延後にキーストロークが作成される場合は、遅延設定を使用します。
Automation Anywhere Enterprise は、オペレーティング システムにキーストロークを提供します。これにより、キーストロークがアプリケーションに渡されます。アプリケーションは、キーストロークをコントロールにリレーします。一部のキーストロークが送信されない場合、コントロール、アプリケーション、オペレーティング システムがキーストロークを受け入れる準備が整わないため、アプリケーションのレスポンスが遅くなる場合があります。必ずそれに応じて遅延を設定し、アプリケーションが連携してキーストロークを受け入れるようにしてください。
[テキスト ボックス] 機能で JavaScript などのバックエンド プロセスが実行されない場合、[遅延なしでテキストを設定] を構成します。
0 を超える遅延を設定すると、アクションによってプロパティは変更されませんが、キーストロークが作成されます。