OCR コマンド
- 最終更新日2021/06/03
OCR コマンド
このコマンドを使用して、画像からテキストを抽出し、抽出したデータを他のアプリケーションに転送します。
概要
OCR コマンドは、ウィンドウまたはアプリケーションの特定の領域をキャプチャするために使用できます。また、ローカル マシン、ネットワーク ドライブ、または Web サイトに保存されている画像を使用することもできます。
Automation Anywhere は拡張可能なプラットフォームであるため、使用したい OCR エンジン用のプラグインを設定することができます。OCR エンジンが正常に設定されると、Automation Anywhere で OCR エンジンを使用できるようになり、これを使ってタスクを自動化することができます。
Automation Anywhere では、画像をキャプチャするために次の OCR エンジンをサポートしています。
- ABBYY
- TOCR
- MODI
- TESSARACT
ABBYY
これは、製品にバンドルされており、Automation Anywhere Enterprise クライアント と一緒にインストールされるデフォルトの OCR エンジンです。これを Automation Anywhere ソリューションと使用できるようにするには、手動で ABBYY を設定する必要があります。詳細については、「Automation Anywhere に ABBYY を設定する」をご覧ください。
Tesseract
この OCR エンジンは製品にバンドルされており、Automation Anywhere Enterprise クライアントとともにインストールされます。Tesseract を使用するには、Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージがマシンにインストールされている必要があります。
MODI
マシンに Microsoft Office 2003 以降がインストールされている必要があります。Microsoft Office 2007 の場合は、Microsoft Office Document Imaging の スキャン、OCR、サービス フィルターのインデックス作成のオプションを、インストール時に選択しておく必要があります。Microsoft Office 2010 の場合は、MODI を個別にインストールする必要があります。詳細については、「https://support.microsoft.com/en-us/help/982760/install-modi-for-use-with-microsoft-office-2010」をご覧ください。
- [安全な記録モード] が有効な場合:
- プレビュー用に画像はキャプチャされません。