自動化のためのステルスモード

Automation Anywhereでは、ログインしたユーザーが進行中のオートメーションを表示できないステルスモードで Bot を実行するオプションを有効にできます。

ビジネス アプリケーションとプログラム ウィンドウは画面に表示されず、機密性とプライバシーを保障します。さらに、ステルスモードを使用すると、実行中のオートメーションに関する制御をユーザーが行えなくなります。たとえば、オートメーションの一時停止、オートメーションの停止、オートメーションの進行状況の確認の機能を無効化する、などがあります。このセキュリティ機能は、安全なアプリケーション パーティショニングに関する NIST SC-2 ベスト プラクティスに対応しています。

これは、attended (Bot と人間の間で共有する)、Unattended (仮想マシン上で Bot が実行する) のどちらの場合でも、Bot Runner マシン稼働中に Bot を保護する追加手段です。unattended モードのリスクは、オートメーションを実行する仮想マシンにアクセスでき、プロセスを表示または記録しそれによって他のコントロールを破壊できる能力を持つ仮想インフラストラクチャ管理者です。ステルスモードは、不正アクセスやオートメーションの改ざんの可能性を排除します。

図 1. セキュリティ設定
セキュリティ設定